デジタルマガジン「VOGUE GIRL JAPAN」が、ラグジュアリーブランド「CHANEL」の香水「CHANCE」とタイアップした記事に人気YouTuber「コムドット」のメンバーをモデルに起用。これを揶揄する声が飛び交っている。
「ルールも常識も飛び越えて。コムドットと掴む『チャンス』の香り。」というタイトルのタイアップ記事には、CHANELの衣装を身にまとったコムドットのやまと、あむぎり、ゆうたが登場し、香水CHANCEに掛けて「チャンスをどう掴んできましたか？」といった内容のインタビューが掲載されている。
21日にVOGUE GIRL JAPANの公式ツイッターがこの記事のリンクを投稿すると、SNS上はすぐさま炎上状態に。《モデルのせいでドンキ限定の香水かと思ったらCHANELか。起用するタレントって本当に大事なんだな》《CHANCEの香りが大好きでよく使ってたのに、さすがにコムドットとか起用して使いづらい。マジでショックだ》《CHANELの客層とコムドットのファン層はまったく被っていないと思う》《洋服もモデルのポーズもあまりにセンスなさすぎて残念です》《CHANELブランドに傷がつかなければいいけど》など冷ややかな声が相次いでいる。
「コムドットは『地元ノリを全国へ』を掲げ活動する、登録者数300万人超えを誇るユーチューバーですが、緊急事態宣言下にたびたび飲み会に参加したり、新型コロナウイルスの感染拡大により観光の自粛を訴えていた沖縄をノーマスクで旅行。さらに深夜のコンビニに集まって大騒ぎして警察沙汰の騒動を起こすなど、とにかく炎上することが多いグループとしても知られています。そのため、今年1月に『イブサンローラン（YSL）』のイベントにやまとが参加した際にも《コムドットはないわ》などの批判がYSL公式ツイッターに寄せられ話題になりました。VOGUEやCHANELも当然そのことは知っていたはずですから、炎上目的でモデルに起用したのか、あるいは300万人以上いる登録者数に魅力を感じて起用したのか。いずれにせよ、CHANELらしくないキャスティングだと感じた人は多かったようです。もちろん、起用されたコムドットには何の落ち度もないのですが‥‥」（ネットライター）
コムドットはファッション誌「ViVi」で「国宝級イケメンランキング（ユーチューバー部門）」で首位に選ばれるなど超人気だが、ラグジュアリーブランドとの相性は良くないのかもしれない。
（小林洋三）
