精神崩壊するほどキツかった仕事は?“体当たり芸人”パンサー尾形の不穏なルーティン

 お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘(45)が24日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演。ドッキリや危険なチャレンジ企画など、体を張った仕事の多い尾形だが、危険な仕事の前には必ず家族にある事を電話で伝えていると明かした。

 この日の放送では尾形の他にオードリー・春日とあばれる君が出演。お笑い界で活躍しているというイメージが強い3人だが、私生活では子育てに励むパパという共通点もある。そんな共通点からか、危険な仕事によって“もしも”が起きた時、家族を困らせてしまう可能性があるということについて話題が及んだ。

 尾形は危険な仕事に行くときの心構えとして「俺は絶対電話します。『今日、パパ頑張ってるから、もしね、なんかあったら、保険金も入るから。しっかり、楽しく生きろ!悩まずに楽しく生きろ、自分の人生1回きりなんだから』って言って俺は飛び出しますね、それはもう絶対してますね。ちょっとでも危ないやつは」と、万が一に備えて、家族に必ず電話をしているのだと語った。
 
 遺言めいた電話を残すほど、危険度が高い仕事に挑戦する尾形が、これまでで1番キツかった仕事も明かした。

 尾形は「やっぱ俺落とし穴に7時間半入ったやつは、あれはキツかったっすわ」と振り返る。「落とし穴に7時間半」とは、昨年11月に放送されたバラエティ番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の「落とし穴に落ちたのに一向にネタばらしが来ないまま日が暮れたら正気じゃいられない説」での出来事だ。通常の落とし穴よりはるかに深い3メートルもの穴に落とされ、放置された尾形は、衣服を繋ぎ合わせてロープ代わりにするなど、様々な工夫で脱出を試み、最後には全裸になりながら脱出に成功。脱出することが目的の企画ではなかったが、諦めずに脱出した尾形の勇姿は放送後大きな話題となった。
 
 尾形は「落とし穴7時間半」について精神が崩壊するほどのキツさだとも語った。そんな辛い経験をしても尚、体を張る仕事を続ける尾形。今後も多くの笑いを期待できそうだ。
 
(浜野ふみ)

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