前澤友作社長の鼻息荒い「ZOZOMAT」に寄せられた好・不評の中身

 アパレルECサイト・ZOZOの前澤友作社長が6月24日、ツイッターを更新。スマートフォンで足の形を3D計測できる「ZOZOMAT」(ゾゾマット)を発表したが、ネット上では賛否両論だ。

 使い方は、ゾゾマットの上に足を乗せ、専用アプリを入れたスマホのカメラで足をスキャンし3Dデータ化。足の大きさだけでなく、甲高や足幅、かかと幅など、靴選びに必要な複数の部位をミリ単位で計測。データを利用して、自分の足に合った靴を注文することが可能だという。

 ツイッターで前澤氏は「靴の国内市場規模は約1.4兆円で、1人あたりの年間靴消費量は約5足とも言われています。例えば、その5足のうち1足でもZOZOTOWNで買っていただければその規模は約2800億円。現在のZOZOTOWNの靴の取扱高は約360億円。ZOZOMATをきっかけに、誰でも靴がECで買える時代にしていきます!」と鼻息は荒い。

 ネット上では《これ本当に待ってました!!》《日々成長する子供のサイズを知るのにとても助かりそうです》などと喜びの声があがる一方、《ぴったりサイズだから履きやすい靴、とはまた違うと思うけど》《靴って履いてみないとわからないってのがあるので、通販では買いにくい》《靴はメーカーごとに表記サイズも変わってくるので、合わなかったときの手間や費用を考えるとネット購入には不向きです》と逆風も吹いている。

「同社では2018年に体型計測スーツの『ZOZOSUIT』(ゾゾスーツ)を無料配布しましたが、希望者殺到による発送の遅延や、採寸が意外と面倒などと不評を買い、19年3月期の大幅な業績悪化の一因となりました。ネット上の声にもありましたが、靴は服と違ってぴったりサイズだからといって、履きやすいとは限りません。個人の好みのほかにも、靴によっては小さめのサイズが適正など選び方も複雑。ゾゾスーツの二の舞にならなければいいのですが……」(週刊誌記者)

 確かに、サイズが合わないと悪影響が大きい足の計測は、スーツよりも需要があるのかもしれない。ゾゾマットの成功に対して威勢のいい前澤氏だが、油断して足をすくわれないよう気を付けてほしいところだ。

(石田英明)

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