BMWの維持費にボヤくお見送り芸人しんいちに「ノブコブ吉村に失礼」と大批判

 これでは男気を見せた“師匠”も報われない!?

 お見送り芸人しんいちが7月7日に放送されたバラエティ番組「ラヴィット!」(TBS系)に出演し、尊敬してやまないお笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇から譲り受けた高級「BMW i8」の維持費の高さについて明かした。

 番組オープニングでしんいちは「僕が乗り始めた愛車『BMW i8』です」と、愛車を自慢げに紹介。

 値段について質問されると、しんいちは「新車は2000万円ぐらいするんですけど、僕が買っているわけではなくて、吉村さんにプレゼントしていただきました」と説明。プレゼントされた具体的な経緯については「R-1優勝した時に『しくじり先生』に出させていただいて、吉村さんが『コングラチュレーション、プレゼント!』ってことでこれを僕がいただいたんです」「僕は吉村さんのことを芸能界で一番尊敬しているんですよ。さんま師匠よりも、ダウンタウンさんよりも吉村さん!って感じなんですよ。なので、これを伝えたところ『お前に譲る』という形になりました」と、5月に放送されたバラエティ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)にて、吉村と共演した際にプレゼントされたものだと補足した。

 しかし、高級車を譲り受けたことによる悩みもあるようで、「高級車の維持費は大変なんですよ」ともこぼしており、「保険とか、デカいんで駐車場も(かかる)。月に最低8万円かかってます、今。維持するだけで…」と、最低でも月8万円は維持費としてかかることを告白。

 3月にひとり芸日本一決定戦「R‐1グランプリ2022」で優勝したものの、まだ給料が上がっていないというしんいちにとってはかなりの負担のようで、「まさに火の車ってか?」とセルフツッコミを入れていた。

 ただ、このしんいちの話を聞いた視聴者からは「しんいちの言い方だと吉村のほうからプレゼントしたように聞こえるけど、『譲ってください』って、めっちゃ頼み込んでたやん」「吉村だってプレゼントしたくてプレゼントしたわけじゃないのに、その言い草は吉村が可哀想」「譲ってもらうならその辺もしっかり計算しないと。計画性なさすぎだろ」など、吉村から車を譲り受けた経緯も含めて、ツッコミが殺到している。

「まず、しんいちが吉村を尊敬しているというのは一方的なものであり、吉村は大してしんいちのことを知っているわけでもなく、特別親しい関係でもありませんでした。だからこそ、『しくじり先生』では、しんいちが吉村の愛車を譲って欲しいと頼み込み、共演の芸人たちに乗せられてしまったこともあり、愛車をプレゼントする流れになった吉村は目に見えて困惑していました。

 というのも『しくじり先生』収録時点で、吉村はマクラーレン720Sスパイダーを新車で購入する予定があり、それを知ったしんいちがBMWを譲って欲しいとお願いしたことがきっかけで実現したわけですが、吉村のYoutubeチャンネルでBMWを査定に出したところ、買取価格は750万円と伝えられていました。吉村も仮想通貨で大損して預金が100分の1ほどまで減少したことを昨年カミングアウトしていますし、そこまでお金に余裕があるわけではないようですから、本音としてはBMWを買い取ってもらい、新車購入の足しにしたかったはず。それをしんいちが番組に頭金の50万円まで用意してくる熱意を見せたことにより、吉村が男気で返したわけですから、さすがに維持費に文句をつけるのは吉村としてもいい気はしないでしょう。そもそも、車購入時の頭金の相場は本体価格の2〜3割と言われていますが、頭金が50万円では約1000万円と言われるi8の中古販売価格はおろか、買取価格の1割にも及びませんから、しんいちが本当にBMWの価値を分かっていたのかも気になるところ」(エンタメ誌ライター)

 R-1の優勝賞金である500万円をフル活用しても普通に購入するのであれば、ハードルが高すぎる高級車を無料でプレゼントされたのだから、せめて維持費で負担する金額ぐらいはグチグチ言うのは辞めるべきでは?

(本多ヒロシ)

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