「エルメスが泣く…」270万円スリ被害・TKO木下を待ち受けていた「二次災難」

 溺れた犬を棒で打つ、とはこのことか?

 3泊4日のべトナム旅行で総額270万円のスリ被害にあったことを、YouTubeで報告したお笑いコンビTKOの木下隆行。動画内ではショックを受けて頭を抱え込むような現場映像もあったが、衝撃的なスリ被害にもかかわらず同情の声がほとんどないようだ。

「現地の友人にスリが多いと聞いていたそうですが、最終日だけは買い物するためにリュックに50万円を入れてショッピングセンターへ向かったそうです。リュックを背負ったままベンチに座っていると、背中合わせの席に座った男からまず外ポケットのファスナーを開けられ、その後犯人グループに後をつけられ、トイレに向かったところで開いたポケットから女に財布をスラれたのだとか。この犯行手口を実際の防犯カメラの映像を公開しながら説明していたのですが、コメント欄は『自業自得』の批判だらけに。たしかに、スリの多い地域への海外旅行で現金をリュックに入れたまま背負うのは、どの旅行ガイドにもNG行動として載っています。しかも、盗まれた財布は大切な人からもらったエルメスのクロコダイルのもので220万円もするのだとか。そんな大事なものを、盗んでくださいと言わんばかりの状態でスリ被害に遭ったと言われても同情されるわけがありませんよね」(エンタメ誌ライター)
 
 これがニュースとして報じられると、SNS上には「高級財布を持っていくのが間違い」「リュックを前に抱えるのは子どもでも知ってます」「今はカード決済が当たり前では?」「防犯意識なさすぎ」「ぬるすぎて自業自得としか思えん」と呆れる声から、「木下がエルメスってブタに真珠もいいところ」「被害者の気持ちがわかったか」といった言いがかり的批判まで、まるで二次的災難のようなアンチコメントが噴出した。

 これを受けて木下は5日、動画をアップ。「お前が悪い」「日本の恥」とまで散々叩かれたことを反省。さらに、クレジットカードの盗難保険を使うために、たまたまベトナムを訪れる機会のあった友人に頼んで現地の警察に盗難事故証明を取りに行ってもらったが、断わられたことなどを説明した。

 220万円相当の財布に50万円の現金、保険証や運転免許証をすべて盗まれ、さらに保険も下りなかったという踏んだり蹴ったりの木下。それでも叩かれるのだから、ある意味「日本一の嫌われ者」の本領発揮と言えるのかも?

(山田ここ)

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