歯に衣着せぬ物言いで知られるジャーナリストの田原総一朗氏(88)が6月30日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)にゲスト出演。司会を務める「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日)とはうってかわって“ぶっちゃけキャラ”に変身。下ネタ全開のトークで共演者を驚かせた。
「冒頭では番組恒例の“視聴者生投票”のお題が発表されました。『朝まで起きているのが得意ですか?』というもの。これに田原さんは『何をやってるかだよね』と前置きして、好きな女性と性的行為をしてるなら…というニュアンスの発言をされました。これには大橋未歩アナも爆笑。隣に座った作家の岩井志麻子さんが『朝までどころか昼までいけそう』と話すと、田原さんもニンマリ。『朝まで生テレビ』についても、いつ乱闘が起きてもおかしくない緊迫感があるのが楽しいと語ってスタジオを盛り上げていました」(テレビ誌ライター)
好きな女性となら朝までOK…。こんな発言を引き出したことで、番組はさらにエスカレート。「どっちの生田原」と題して2択の質問を次々と投げかけていく。「朝食は和食?洋食?」という問いには「和食」、「新たな髪型に挑戦するならモヒカン?ドレッドヘア?」には「興味ないから面倒くさくないほう」と、攻めた質問に答えていき、最後の「女性のバストとヒップどっちが好き?」という艶っぽい質問には「バスト」とズバリ答えた。
その後、番組で取り上げたのは男性の胸ポッチ問題。バストの先端部分がシャツに浮き出ることを快く思わない男性の間で、男性用肌着が流行っていることを紹介。すると、岩下志麻子氏は「別に胸ポッチがイヤだなんて思ったことはなく」と前置きして、自身のエピソードを披露。突起を隠す絆創膏のようなシールについて、「私、アレ1枚じゃ足りないんですよ。(バストトップの)自己主張が激しくて、3枚くらい重ねないとおさえられないんですよね」と明かしてスタジオの笑いを誘った。
番組MCの垣花正アナが「田原さん、何か今の話で質問ございますか?」と話を振ると、田原氏は「いや…胸ポッチってどういうこと?」と真顔で質問。改めて別の出演者が胸ポッチについて説明すると、田原氏は「透けるとイヤなの?」と尋ね、垣花アナを指さして「イヤな人っているのかね」と指摘。するどいツッコミにタジタジになった垣花アナは「その質問に関しては、いると思います」と答えた。
これに田原氏はまたしても垣花アナを指さして「あなたイヤ?」とズバリ聞けば、垣花アナは「ボクはイヤじゃないです」と即答。結局、田原氏は胸ポッチが気になるかどうかという質問には「ぜんぜん」と、意に介さない様子だった。
ふだんの「朝まで生テレビ」では日本の政治経済、国際情勢について激論を交わしているだけに、男の胸ポッチ問題にズバリ切り込む田原氏の姿は、番組に鮮烈な印象を残したようだ。