「テトリスで〆ラーメンが防げる」報道に”禁煙にも使えそう”の声

 深夜にふと食べたくなるラーメン。酒を飲んだあとに食べたくなる〆ラーメン。しかし、体にとっては決してよくはない、深夜のラーメン。なんと、この衝動を抑えるためにはゲームの「テトリス」が有効であると6月16日「PRESIDENT Online」が伝えた記事が、話題を呼んでいる。
 
「記事によれば、深夜にラーメンが食べたくなる衝動は『パブロフの犬』と同じ原理で、つまりは深夜の空腹時や飲酒後にラーメンを食べたことを繰り返したことにより、同じ状況下になると条件反射でラーメンが食べたくなってしまうという。この条件反射を打ち消すためには一時的に気分を紛らわせるのが有効で、海外の研究ではテトリスを3分遊ぶとラーメンへの欲求を抑えられるというのです」(ネットウオッチャー)

 ネット上ではこれに、《居酒屋にテトリスを置いといてくれ(絶対に〆のラーメンを食べてしまう人)》《この記事のおかげで、めっちゃテトリスがダウンロードされそうw》《確かにテトリスに夢中になっているときはお腹がすかない。色々と応用できそう》《「ぷよぷよ」ではダメなのか?》などと、様々な意見が飛び交った。
 
「『テトリス』を3分プレイすると渇望状態から抜け出せるということは、食事制限をしている人や禁煙をしている人にも効果があると考えられますよね。『テトリス』などのような、いわゆる“落ちゲー”や“積みゲー”は手っ取り早く始められ、終了させることもできる。今後、テトリス式ダイエットやテトリス式禁煙術ほか、何らかの依存症対策にテトリス…なんていうのが流行るかもしれません」(エンタメ誌編集者)

 人間の思考の根本は、かなり単純にできているのかもしれない。

(小林洋三)

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