福袋改悪が叫ばれるの中、「幸楽苑」福袋が昨年より内容充実という異例

 ラーメンチェーン店「幸楽苑」が2025年の福袋の予約を11月11日から開始している。12月23日まで事前予約が可能で、販売(受け取り)期間は12月24日から2025年1月13日までとなっている。

 福袋には幸楽苑のお食事券3000円分(500円券×6枚)、冷凍生餃子引換券(2枚)、持ち帰り生らーめん引換券(中華そば・味噌らーめん各1枚)が含まれ、総額5400円相当の内容。気になる価格は3000円で、お得感はかなりのものだ。数量限定のため早めの予約が推奨される。

 幸楽苑の福袋はシンプルな内容ながら実用的なアイテムが揃っており、毎年大人気になっている。昨年は販売価格と同額の3000円分の食事券と、自宅で簡単に焼ける冷凍餃子の引換券、オリジナル調味料など総額5000円相当の内容だった。円安や物価高のあおりを受け、多くの店が軒並み福袋の中身を減らしたり、値上げを行う中、幸楽苑では価格をそのままに、さらに400円分内容を充実させているのだから驚きだ。フードライターが語る。

「多くのチェーン店がオリジナルグッズなどを福袋に入れていますが、中には不要なものも少なくありません。その点、幸楽苑はすべて飲食物なので同店をよく利用する人にとってはありがたいでしょうね。冷凍餃子の引換券は2枚ついてきますが、1袋30個入りなので合わせて60個。家族で何度も楽しめるでしょう」

 まさに破格ともいえる幸楽苑の福袋。そろそろ予約期間が終わりに近づいているので、お求めの方は急いだほうがよさそうだ。

(ケン高田)

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