大久保佳代子「展示会商法」で絵画購入の過去「5000円を75回払えば…」

 お笑いコンビ・オアシズの大久保佳代子(50)が27日放送の「上田と女が吠える夜」(日本テレビ)に出演し、地元・愛知県から上京してきた19歳の頃の失敗エピソードを披露した。

 この日の放送は「理解できない都会人SP」と題され、番組冒頭では出演者たちの上京した当時の初々しいエピソードが語られた。上京当時19歳だったという大久保は「この頃まだ純粋でね、人を疑わない子だったから」と当時を振り返り、疑わないあまり驚愕の支払いをすることになった事があると明かした。

 大久保は「昔、絵の展示会とかいたるところでやってて、お茶の水とか歩いてたら『絵見ていきませんか?』って言う女性がいて、『じゃあ暇なんで…』って入っていったら、(女性が)『どの絵が一番いい?』って言うから、『これです』って言ったらその絵と隅っこに連れて行かれて、なんかラッセンのニセ物みたいな絵なんですけど、延々と『買ったほうがいいよ』って言われて…」と、展示会商法に遭い、購入を勧められたという。

 「数十万円」する絵の購入を迫られたというが、当時は到底支払える金額ではなかったため「お金持ってないんです」と断ったところ、展示会会場の女性からローンでの支払いを提案されたという。大久保は「(女性が)『でも大丈夫、5000円月々をね、75回払えばいいよね』って、そんなローンの回数あるんだって。で、買ったことあるんですよ」と75回払いで購入したと明かし、スタジオは騒然。しかし大久保は「ただ安心してください。日本はクーリング・オフがありますから。クーリング・オフしました。だからこれ『クーリング・オフ佳代子』です」と当時の写真にタイトルをつけ、スタジオを笑いで包んだ。

 SNS上では《私も経験ある!ずっと売り込みされて、都会の怖さを知った》《絵の展示会セールス、昔はよくあったな、すごい懐かしい》《私もローンで買ってしまって、我に返ってクーリング・オフした経験ありますw》と共感する視聴者の声が聞かれた。

 現在の“吠える”大久保からは考えられない若き日の失敗エピソードに、同世代の視聴者らは「あるある」と頷いたようだ。

(浜野ふみ)

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