ベッキーが「上田と女が吠える夜」（日本テレビ系）に出演し、バラエティー番組のスタッフに対して不満をぶちまけたことがちょっとした騒動となっている。
同番組でベッキーは、「私、日本のバラエティー業界に言いたいことがあるんですけど」と切り出すと、「スタッフさんが収録終わった後、冷たすぎる」と不満を明かしたのだ。
彼女によれば、スタッフは収録終わりに「お疲れっした！」「ありがとうございました！」と声をかけるとのこと。だが、そのような挨拶だけではダメで、「もっとホメてくれないと！」と言うのである。
ダメ出しばかりではなく、例えば収録後にスタッフと出演者で円陣を組み「今日、最高でしたよ！」と、スタッフがタレントを持ち上げるような雰囲気作りがあってもいいのでは、という提案までした。
ところが、これを聞いたMCの上田晋也は即座に、「オレ、そんな現場、絶対イヤだ」と猛反対。大久保佳代子からも「ベッキー、私たちなんて代わりがいっぱいいるわけよ。使い捨てなのよ。だから、いちいち褒めることなんかない」とバッサリ言われてしまった。
視聴者の反応もおおむね出演者と同様だったようだ。《仕事のあとは褒めてほしい気持ちはわかる》という女性の意見もあったが、《あんなことがあったのにテレビに出られるだけで感謝すべきでは》という声や、《本当に良かったら何か声をかけると思う》《つまらなくても最高だよって言わされるスタッフのほうが可哀想》という指摘もあった。
「かつてはポジティブ思考だったというベッキーも、あの16年に報じられたロックバンドゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音との不貞スキャンダルでどん底へ落ちた。以降はネガティブ思考になってしまったという経緯があるようです。そのため、自身の仕事ぶりに自信が持てず、収録終わりにへこむことも多いとか。だからこそ、スタッフには褒めて欲しいと言うのですが…」（エンタメ誌ライター）
身から出たサビとはいえ、ポジティブ・ベッキーに戻るまではまだまだ時間がかかるということか。
（小机かをる）
