天竺鼠・瀬下の活動自粛で「ケンミンSHOW極」がとばっちり! 苦肉の編集に同情論

 不貞や女性との交際トラブルが報じられたお笑いコンビ、天竺鼠の瀬下豊が4月14日、自身のツイッターで芸能活動を自粛すると発表した。

 さっそくこの影響を受けたのが、同日に放送された「秘密のケンミンSHOW極」(日本テレビ系)。天竺鼠は鹿児島県代表として収録に参加していたが、放送では瀬下の出演シーンはすべてカット。相方の川原克己のシーンだけ放送された。

「よほど急な話だったのだと思います。ケンミンSHOWの再編集はかなり雑に見えました」(キー局ディレクター)

 番組冒頭の出演者紹介は川原の紹介も含めてまるごとカット。ひな壇を映した映像にも天竺鼠の姿はなかった。そのため、番組の途中で急に川原が登場することになり、状況を知らない視聴者からするとかなり違和感を受けるものだった。

 鹿児島の変わった風習を紹介するコーナーでは本来、2人がトークを繰り広げたはずだが、使用されたのは川原のしゃべりだけ。瀬下の映像をカットした影響が随所に見受けられた。

 この苦肉の策感あふれる再編集にネットでは「あわてて編集したのがよくわかる。たいへんだったろうな。」「編集した番組スタッフがかわいそう」と番組に対する同情論が多数アップされた。

「最近の編集技術、映像技術はレベルアップしているため、特定のタレントの出演シーンをカットするのは難しいことではありません。『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では過去の映像を流すことがよくありますが、宮迫博之のシーンをカットしてもまったく違和感がありません。ケンミンSHOWも本来なら自然にカットできたはず。急な対応を迫られて、よほど時間がなかったことがうかがえました」(前出・キー局ディレクター)

 活動自粛を発表したその日にさっそく迷惑をかけた瀬下豊。テレビに復帰することができるだろうか。

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