桐谷美玲は「円満独立」なのか!? 東出昌大や片瀬那奈との決定的違い

 女優の桐谷美玲が3月7日、インスタグラムを更新。3月末に契約満了となる所属事務所のスウィートパワーを退所することを報告した。同日、同社の公式サイトでも発表された。

 桐谷は「田舎の高校生だった私を、厳しい芸能界という世界で仕事をしていけるように一から育ててくださった事務所の方々、関係者の方々には感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の言葉を綴った。一方、所属事務所は「今回、契約満了にあたり、自らの力でモデル業を中心とした活動に注力していきたいという本人の気持ちを尊重し、円満に契約を終了する運びとなりました」と、円満に退所することを伝えた。

 所属事務所からの独立は円満ではないことが少なくない。最近では俳優の東出昌大の例が記憶に新しい。今年2月に東出との専属契約解消を発表した事務所はHP上で「これ以上共に歩くことはできない」と突き放した。不貞騒動が原因で女優の杏と離婚し、その後、ロケ先の宿泊ホテルに20代女性を呼び寄せるなど、東出の素行に問題があったからだ。

 2021年9月に退所を発表した女優の片瀬那奈も円満とはいえなかった。片瀬は親友である女優の沢尻エリカ、同棲していた恋人が相次いで違反薬物所持の疑いで逮捕。恋人逮捕の際は片瀬自身も尿検査を受けた。結果は陰性だったものの、報告を受けていなかった事務所が不信感を持ったとしても不思議ではない。退所は円満ではなく、事実上のクビに近いとも報道された。

「芸能人が独立する際、円満であるか否かはその後の仕事を大きく左右します。トラブルらしきものがあれば、スポンサーが敬遠するのは当たり前。不祥事が発覚すれば、企業や商品イメージが悪くなるからです。制作サイドとしても、以前の所属事務所に配慮したキャスティングをしなければいけません。問題を起こして独立したタレントが、以前の所属事務所のタレントと共演するのはできれば避けたいはず。一般社会と同じですが、芸能界でも交友関係に問題があったり、モラルやマナーに反したことをしたりすれば、自然とお呼びがかからなくなります」(芸能記者)

 円満退社の桐谷は独立しても大丈夫だ。

(石田英明)

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