「少年革命家」として活動する不登校の小学生ユーチューバーとしてブレイクしたゆたぼんが２月２日、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。昨年12月から行っていたクラウドファンディングが大成功をおさめたことを発表した。
自らがデザインした「スタディ号」という車で全国を旅し、不登校の子供たちに勇気を与えるための活動費用を募っていたゆたぼん。タレントのおかもとまりや脳科学者の茂木健一郎氏らが応援コメントを寄せており、開始当初から話題となっていた。
しかし、終盤では目標金額に到達できそうもなく、体調不良をおして動画での呼びかけや、友人に電話で寄付を募るなどし、最終的に総支援額は目標金額を大きく上回る487万円を達成。動画の中で支援者にお礼のメッセージを送った。
ゆたぼんの行動には賛否両論あったものの、このようにインフルエンサーがクラウドファンディングを行うことでコロナ禍の日本を元気にしようという試み自体は素晴らしいものである。
「ゆたぼんが目標金額を達成し、大きくニュースで取り上げられたことにより、今後さらにタレントによるクラウドファンディングが増えるのではないでしょうか。舞台『刀剣乱舞』でブレイクしたイケメン俳優の丸目聖人は、現在映画を作るために元AKB48メンバーの冨田麻友らとともに100万円のクラウドファンディングを開始し、現在50人以上が支援し、目標金額の7割ほど達成しています。リターンとしては、試写会のチケットや出演キャストからの直筆メッセージカードとお礼動画などがあるそうです。タレントによるクラウドファンディングのほとんどは、ファンへの特典がついていることに加え、支援金額も数千円からと少額からできるのも魅力的なようです」（芸能記者）
コロナ禍で芸能活動を制限されているタレントたちにはぜひ、クラウドファンディングを成功させてもらいたい。
（佐藤ちひろ）
