ゆたぼんの「スタディ号」が売却交渉決裂!気になる「実際の価値」っておいくら

 現役中学生の不登校系ユーチューバーである「少年革命家」ことゆたぼん。昨年6〜11月には全国の不登校児童・生徒の支援を掲げ、父親の中村幸也氏と日本一周の旅を行ったが、この時、移動の足として使用されたのが通称「スタディ号」というトラックだ。

 ゆたぼんは昨年12月、そのスタディ号を「欲しいという人に売ろうと思います」と売却の意向を示していたが、つい先日、購入希望者が現れたことを明かしている。

「ゆたぼんは《スタディ号2000万円で買います》という購入希望者のツイートと合わせて紹介したのですが、その人物は直後、周囲からの反対を理由に《2000円なら買うわ》と一方的に減額してきたといいます。単なる冷やかしの可能性も高く、譲渡が成立することもなく話は立ち消えになりましたね」(ネットライター)

 では、スタディ号の本当の価値は、価格に換算するとおいくらなのか。中古車販売店経営者に聞いた。

「車両価格については、父親の中村幸也氏がすでに約300万円であることを明かしているようですが、付加価値を抜きにした純粋な車両としての評価がこれを上回ることはないですね。車種はマツダ『ボンゴトラック』です。軽トラより一回り大きい乗用車サイズのトラックで、農業や運送業、建設業などで高い需要があります。また、車体後部をキャンピングカーに改造するケースも多く、そのベース車両としても人気です」

 その上でこの経営者は、スタディ号の買い取り価格を「50万円」と提示した。かなり低い見積もりに思えるが、その理由について、

「この車種だと年式が20年、走行距離2万キロで故障歴やキズがない場合で90〜100万円。ただ、映像や画像を見た限りではキズは結構ありますし、荷台部分のペイントも塗り潰す必要があるので、ここもマイナス査定。しかも、スタディ号の荷台は高さがあり、高架下など高さ制限のある場所は通行できない可能性が高い。つまり、汎用性の高い車種ながら使い勝手が悪いんです」

 となると、高値で売るにはやはり「ゆたぼんのスタディ号」という付加価値が必要になるようだ。果たして買い手は現れるのか…。

*画像はスタディ号(中村幸也氏ツイッターより)

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