クレームの大半はネガティブ従業員のせい!?「いきなり!ステーキ」社長の“説教”がまたも物議

「いきなり!ステーキ」を運営するペッパーフードサービスが公式サイト上で公開している社内報は、一瀬邦夫社長の言葉がたびたび話題となっているが、1月24日発行の最新号での発言が再びネット上で物議を醸している。

「最新号に掲載されている『社長から皆さんへ』で一瀬社長は、『お客様には、自分を売ってください』とリピーターを増やすためにはポジティブに明るく自分のファンを作ることが重要だと説いているのですが、その中で『私は、各店のお客様クレーム一掃に取り組んできましたが、どうやらこのネガティヴ従業員によって大部分のクレームが起こっているようです』と、ネガティブ従業員を否定したいがために、ほとんどのクレームが従業員の責任であるかのような表現をしてしまっているのです」(ネットライター)

 さらには「店舗では作業するだけで給料をもらえると思うのは大間違い」といった発言もあり、ネット上では《店舗数を増やしまくって、いきなり客離れを起こしたのはどこのお店だったかな? そもそも従業員の教育をちゃんと考えているんだろうか》《成功は自分のおかげ、失敗は従業員せいって本気で思ってるのかね》《作業するだけで給料もらえると思うなって、どこぞのブラック居酒屋と同じこと言ってる?》《従業員はよく我慢できるな…》など厳しい意見が相次いでいる。

「一瀬社長が言いたいのはおそらく、“言われたことだけをやるのではなく、積極的にポジティブに接客をしてお客様をファンにしてしまおう”ということなんでしょうが、言葉選びが絶望的にまずいですね(笑)。以前の『社長から皆さんへ』の中でも社長は『カットして肉が、350gになってしまっても、従来のように限りなく300gになる様に切りおとさないでください』とし、“肉のカットに失敗して客の希望より多くなってもゴリ押しで許してもらえ”とも読み取れる文章を掲載し批判を浴びていました。多くの人が目にするネット上にわざわざそれを公開しなくても…と思うような発言があまりに多すぎますね」(経営コンサルタント)

 従業員は実際のところ、「またか」の思いなのかもしれない?

(小林洋三)

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