おバカキャラで一躍ブレイクした「にこるん」こと藤田ニコル(23)の実母がなぜか秘かに動き出したという。娘の今後も騒がしくなりそうだ。
爆笑問題・太田光が思わぬ暴露をしたのは10月19日、ラジオ番組「JUNK 爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)だった。太田が自宅で原稿を執筆していたところ、所属事務所「タイタン」の社長であり、妻の太田光代氏が女性を連れて帰宅。その女性が「どーもー、初めまして。藤田ニコルの母親でございます」と挨拶すると、光代氏は藤田母がタイタンのお笑い養成学校の生徒であることを告白。2人で飲んだ帰りだったようで、泥酔状態で光代氏を「みっちゃん」呼ばわりするなど、やりたい放題。そんな現場を赤裸々に語ったのだ。
藤田の実母はファンから「ままるん」の愛称で呼ばれ、21年6月には「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)で、娘の密着企画にテレビ初出演すると、強い親子の絆を発揮して親しまれることに。
その一方、我が子を思う気持ちが強すぎるのか、藤田の所属事務所とトラブルを抱えていた。
「藤田の所属事務所は、20年に次々と看板女優が退所してしまい、今や藤田が稼ぎ頭の1人です。藤田と事務所のギャラ取り分は7対3と言われましたが、藤田の多忙による人件費の高騰に伴ってギャラ配分の変更を提案されると母親が猛反発。いつ事務所から独立してもおかしくない状況と言われています」(芸能記者)
コトを裏付けるかのように、藤田母は芸能スクールで半年制の「カルチャースクール」を受講。番組制作の裏側から、放送作家と一緒にラジオ番組を制作する授業を受けるなど、独立Xデーに向けた準備を画策しているようなのだ。
「現在、藤田のファンイベントには放送作家を入れて構成しているのですが、ママは自身のプロデュースにしたいようです」(前出・芸能記者)
芸能人母のステージママ化と独立について、芸能評論家の佐々木博之氏が解説する。
「タレントが稼ぎ出すと親が給料形態に不満を持ち、事務所と揉めることは、芸能界を知らない素人母によくあることです。しかしステージママというのは必ずしも悪いことではなく、藤田の母親のように、先に業界の知識を付けるのはいいことだと思いますよ。もちろん、独立の可能性は十分に考えられるでしょう」
スクールの授業で、ままるんはコンビで漫才も披露しているそうで、果たして、裏方だけにとどまるか。「第2の安達有里」の予感もするが‥‥。