「まるで天使」神田沙也加さんの元夫・村田充が追悼「共に過ごした時間に感謝」

 女優の神田沙也加さんが12月18日、札幌市内の宿泊先ホテルの高層階から転落して死去したニュースは社会に大きな衝撃を与えた。神田さんは11月14日の東京・帝国劇場からスタートしたミュージカル「マイ・フェア・レディ」にダブルキャストで主演。出演予定日だった18日は代役で上演されたが、出演者やスタッフらの間で動揺が広がり、19、20日の公演は中止となった。

 神田さんは2014年、ディズニー映画「アナと雪の女王」の王女・アナ役の日本語吹き替えを担当。劇中歌の歌声が素晴らしく、〝松田聖子の娘〟と注目されて以来の再ブレイクを果たした。ミュージカルだけでなく、声優、歌手としても活躍。「NHK紅白歌合戦」では11年、14年と2度に渡り、松田聖子と親子共演を果たしていた。

 その歌声の美しさは母親を凌ぐほどで、元夫で俳優の村田充も12月19日に更新した追悼のツイッターで絶賛。村田は哀悼の意を捧げた後、「彼女の歌声は、まるで天使のようでした」と振り返っている。

 じつは神田さんの〝天使の歌声〟には、こんなエピソードがあった。

「14年6月放送の『ノンストップ』(フジテレビ系)に神田さんか出演した際、歌う前には、カップ麺をけっこう食べていることを明かしました。理由は、ほどよい油と温かい麺とスープが、のどの状態をよくするとのこと。『歌う機会が多いときは、カップ麺を食べる量も多くなります』と告白。ゲンかつぎの部分もあったようですが、神田さんにとって、カップ麺は欠かせないものだったようです」(芸能記者)

 村田は2006年の舞台「ダンガンロンパ」で神田さんと出会い、17年4月に交際6カ月で結婚。しかし価値観の違いが生じ、19年に離婚している。
 
(石田英明)

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