12月8日、突如として「一橋アナ」がトレンドワード入りを果たした。一橋アナとは、現在、NHK福岡放送局で活躍する一橋忠之アナ(45)。今年3月までは東京アナウンス室で「ニュースウォッチ9」のスポーツコーナーを担当していたことから、その知名度は全国区。端正な顔つきと正確なアナウンスで知られる人気アナだ。
一橋アナに何が起きたのか。現在、福岡で夕方のニュース番組「ロクいち!福岡」のキャスターを務める一橋アナは、12月7日の放送で筋肉芸人・なかやまきんに君を取り上げた際に、筋肉ギャグがツボに入ったのか、次のニュースが読めなくなってしまったという。
なかやまきんに君は12月7日に、母校・城東高校にて福岡市東区東警察署の一日署長に任命された。この際、「福岡市民の安全を守りますか?守らないですか?」という問いかけに、「おい、さあ聞かれてますよ。おい」とみずからの右腕の上腕二頭筋を叩き始めたきんに君。「安全を守るのか、守らないのかい。どっちなんだい」と自分の筋肉に聞いたうえで、「ま〜〜〜も〜〜る!パワー!」とポーズを決めたのだった。
画面はそこでスタジオに。一橋アナが笑いをこらえながら「次(のニュース)です」と言うものの、次の言葉がなかなか出てこない。しばし経ってから「福岡県は……県から感染対策の認証をうけた飲食店にたいっ……」と一瞬、吹き出しながらも「え〜抜き打ちで検査を行った結果……」と、なんとかコロナ感染対策関連のニュースを読み上げた。
「番組ではその後、一橋アナがきちんと謝罪する一幕も。一橋アナがきんに君のギャグに笑いが止まらず、ニュースが読めなくなった時の動画が拡散されましたが、ネット上では《NHKにしてみたら放送事故だけどこれは微笑ましい》《ほっこりさせられた。ナマで見られた福岡の人がうらやましい》《悶絶しててもかっこいい》といったコメントが殺到。東京から福岡に異動となっても、明るくニュースを読んでいる一橋アナに、元気づけられた人は多いのではないでしょうか。ちなみに、なかやまきんに君は自身のYouTubeでは、必ず最後に『パワー!』と言って締めているので、もしかしたら一橋アナもかねてからチェックしていたかもしれませんね」(ネットライター)
いつかまた東京アナウンス室に戻ってきて、全国ネットのニュース番組でもツボに入るシーンを見せてほしい!?