ドラマ外でも“名相棒”、卒業・反町隆史、水谷豊への献身

 俳優の反町隆史が、出演中のドラマ「相棒season20」(テレビ朝日系)の放送が終了する来年3月をもって卒業する。複数のメディアが11月24日、伝えた。

 反町は、主演・水谷豊の4代目相棒として2015年放送の「season14」から冠城亘役で登場。7シーズン目を迎え、11月24日の放送で相棒として歴代最多出演本数を更新した。

 報道によると、卒業は反町の意向。歴代最多出演本数を更新し、50代を迎えるにあたり、新たな出発を切りたいという気持ちもあったとのこと。反町は「ここまでやってこられたのは、水谷さんがいたから。それだけです」と感謝の意を表せば、水谷は「この先、冠城亘ではない役者ソリ(反町の愛称)を観られることもとても楽しみです」とエールを送った。

 長きに渡って相棒を務めてきた反町に対する水谷の信頼は厚い。18年10月に開催された「相棒」のPRイベントでは、水谷は「この4年で(反町との)距離が近づいた。最近は現場で僕が鼻歌を歌うと、それにもついてくる」と満面の笑みで語っていた。

「反町は気を回して鼻歌についていったのだと思いますが、水谷への気遣いはそれだけではありません。16年9月の『週刊女性PRIME』によると、ラーメンやホルモン鍋など、ロケ先の美味しい名物を反町は自身の足でリサーチし、水谷に報告しているそうです。また、19年9月の『女性自身』が、水谷にわからないことがあると、反町はスマホですぐに調べて教えてあげていると報じています。水谷にとって、反町はドラマの外でも至れり尽くせりの名相棒なのでしょう」(テレビ誌ライター)

 反町の献身ぶりには頭が下がる思いだ。

(石田英明)

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