“シン亀山薫”の登場シーンとは? 寺脇康文の「相棒」復帰にファンは興味津々

 テレビ朝日は6月23日、ドラマ「相棒season21」の放送が10月に決定したことを発表。あわせて、前シリーズで4代目相棒役を卒業した俳優の反町隆史に代わる5代目新相棒に初代相棒役を務めた寺脇康文が復帰することを発表した。

 寺脇は「相棒」が連ドラ化される以前の00年に放送された土曜ワイド劇場時代の“プレ・シーズン”第1話から初代相棒・亀山薫役として出演。02年に連ドラ化された後も引き続き相棒となり、08年の「season7」第9話まで長きに渡り務めていた。

「season」第9話では親友が殺された事件をきっかけに親友が行っていたボランティア活動を引き継いで警視庁を退職。ドラマ上の架空の国“サルウィン”で子ども達に“正義”を教えるために旅立った。今回の“帰還”は約14年振りとなり、水谷豊演じる杉下右京とどのように再会を果たすのかも注目だ。

 寺脇は5代目相棒の発表を受けて「仮面ライダー1号が帰ってきたように、相棒1号も帰ってまいります!今、はやりの言葉にすると、『シン亀山薫』でございます!」とコメント。

 次期相棒は誰かと予想合戦も起きていたネット上ではこのニュースに、《待ってたよー!絶対にないと思ってた!うれしい!》《一番しっくりくる!》《一番望まれてた相棒に決まって良かった!》《良いと思う!最高!原点回帰!》など絶賛と喜びの声が殺到した。

「ネット上ではこれまで相棒役の俳優が卒業するたびに亀山薫待望論が起きていました。4月にニュースサイト『Smart FLASH』が実施した『次の相棒にふさわしいと思う俳優』アンケートでも寺脇は一度卒業したのにも関わらず横浜流星と並んで同率3位にランクインしています。こういった声をテレビ朝日側も重視したのかもしれません。

 かつては水谷との不仲で寺脇は初代相棒を降板したと報じられたこともありますが、実際は水谷が寺脇に『これから君は俳優としてどんどん成長できる。相棒に留まらず、様々な役を演じるために羽ばたいて欲しい』と背中を押してくれたことを寺脇自身が明かしています。今回の再登板で不仲説も一掃されたのでは」(芸能記者)

「相棒」の新シーズンはかつてないほどの盛り上がりとなりそうだ。

(柏原廉)

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