「反町さんは6番バッター」宮根誠司に「相棒」ファンが反発「観てないやろ」

 1998年の放送から26年経ってもグレートな結果を残し、早くも続編を希望する声が…。4月1日に放送された新作スペシャルドラマ「GTOリバイバル」(フジテレビ系)の世帯平均視聴率が判明。関東は9.6%、関西は12.8%という高視聴率をマークした。

「放送日の4月1日には、主演の反町隆史さんが朝から『めざましテレビ』、『めざまし8』、『ノンストップ!』と情報番組をハシゴしてドラマをPR。妻である松嶋菜々子さんとの共演も話題を集めましたが、主演俳優の献身的な宣伝活動が実を結んだともっぱらです」(芸能関係者)

 中でも注目を集めたのが、3月31日に放送された「Mr.サンデー」。司会の宮根誠司が反町にインタビューを行ったのだが、その質問内容から「相棒」(テレビ朝日系)ファンからの猛反発を招いている。

 23歳からドラマで主役を張り続けてきた反町が、水谷豊主演の刑事ドラマ「相棒」の4代目バディに抜擢されたことについて、宮根はこう語った。

「『相棒』に反町さんが出られた時に思ったのは、やっぱり水谷豊さんが主役で反町さんは二番手。言い方悪いですけど二番手。野球で言ったら6番くらいを打ってる」

 そのうえで、「よく(主役から)降りられたな、と。普通は降りるの怖いんじゃないかな」と率直に質問をぶつけると、反町は主役へのこだわりはあまりないとして、「自分が求められる役があるのであれば、それは挑戦するのはありかな、っていう考え方」と回答した。

 反町は2015年のシーズン14から約7年にわたって相棒役を務めた。そんなドラマの功労者を「二番手」「野球の6番バッター」と称した宮根に、SNSでは《適当なこと言ったらアカンよ》《相棒がいなきゃドラマ成立しないよ》《宮根はゼッタイ観てないやろ》とツッコミの声があがっていた。

「2002年から連続ドラマ化された『相棒』のバディ役には、寺脇康文さん、及川光博さん、そして成宮寛貴さんといった人気俳優が起用され、反町さんは4代目にあたります。水谷さん演じる杉下右京は、推理力や洞察力は抜群でも、“変わり者”のキャラクターで口数はそれほど多くありません。杉下の手足となって物語を進めていくのが相棒で、宮根さんの言う“6番バッター”という位置づけは無理があるかもしれません」(ドラマウォッチャー)

 前述の「Mr.サンデー」には水谷豊がVTR出演して「ソリ!」と愛称で呼びかけ、ドラマの名シーンが放送されるなど、ファン垂涎の放送回となったが、相棒役を「二番手」と決めつけた宮根は、ドラマのタイトルの意味すら理解していないのかもしれない。

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