日テレ・藤井貴彦アナが「ライバル」と名指しするも、羽鳥慎一は眼中になし?

 日本テレビの藤井貴彦アナウンサーが、元同僚でフリーの羽鳥慎一アナがライバルであることを明かした。ところが、羽鳥アナは……。

 藤井アナは11月9日、メーンキャスターを務めるニュース番組「news every.」の公式ツイッターの動画に登場。ライバルは誰かと聞かれた藤井アナは「絶対あれでしょ。羽鳥さんって言ってほしいでしょ」と勘ぐりながらも「ライバルですよ、羽鳥さんは」と明言。また、羽鳥アナがフリーになるとき、〝お互いにライバル視していたのか?〟と話を振られたことがあり、そのときも藤井アナは〝ライバルだ〟と言ったことを明かした。ところが、羽鳥アナのほうはライバルだと思っていなかったという。ライバルと思わないで仕事を充実させてフリーになった羽鳥アナに対して、「フリーになる人はすごいな!」と感心していた。

 2人は1994年入社の同期。羽鳥アナは98年から「ズームイン!!サタデー」の総合司会、03年からは「ズームイン!!SUPER」の総合司会を務めるなどして人気を集めた。一方、藤井アナは「ズームイン!!SUPER」で羽鳥アナの不在時に代理を務めるなど、一歩出遅れた存在だった。

 ところが、藤井アナの人気が高まってきた。20年12月に発表された「オリコン」の「好きな男性アナウンサーランキング」で、初ランクインにして3位の座を獲得。「news every.」で放った「命より大切な食事会、パーティーはございません」など、コロナ禍での視聴者を慮ったコメント力などが評価された。ちなみに1位は羽鳥アナで、4年連続6度目。

「今年9月の『日刊ゲンダイDIGITAL』では、日テレが藤井アナの〝フリー転身〟を警戒していると伝えています。フリーになれば、年収1億円以上は堅いとか。同2月の『デイリー新潮』によると、『報道ステーション』(テレビ朝日系)のMCにスカウトするという話も出ていたそうです。結果的に『報ステ』のMCは元NHKの大越健介アナが担当していますが、視聴率が低迷しているとの報道もあります。もし、藤井アナが『報ステ』のMCになっていたら、状況は大きく変わっていたかもしれません」(週刊誌記者)

 今となれば、羽鳥アナもライバルと認識しているはずだ。

(石田英明)

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