怒涛のゴールデンウィーク10連休が終わり、静かな日常が戻ってくるなか、世の旅行好きたちは早くも今夏の予約を始めているという。まだ夏休みはずいぶん先のような気もするが、トラベラーたちの間ではすでに、格安プランの争奪戦が始まっているというのだ。トラベルライターがその例を紹介する。
「5月20日にはヒルトンホテルが開業100周年記念レートの提供を開始。高級リゾートも半額になるとあって、予約スタートの正午にはアクセスが殺到し、すべての部屋が完売と表示されるバグが発生したほどです。それが1時間ほどで復旧すると、今度は記念レートが見ている端からばんばんと売れていき、わずか2時間ほどで夏休み時期はほぼ完売となりました。幸いにも予約できた人は、1泊6万円の沖縄リゾートを半額でゲットできたのです」
そんな記念レートに加えて、多くのホテルがこの時期、割引レートを提供しているという。そのため、沖縄などのリゾートホテルをお安くゲットするためには5月中の予約がオススメだというのだ。
「リゾートホテルにとって夏は稼ぎ時。夏シーズンが始まるのは海の日とされており、今年は7月13日の土曜日から。その一方でホテル業界では春先に『早得』などと銘打ったキャンペーン料金を販売しており、だいたい45日前ごろまでの予約が必須。その期限が5月下旬に集中しているのです。今年は5月20〜24日の週でキャンペーンを終えるホテルが多く、このタイミングを逃すと宿泊代が一気に一泊1万円単位でアップすることも。夏のリゾートライフを楽しみたいなら、まだ梅雨も来ていない今の予約がチャンスですね」(前出・トラベルライター)
なお最安値は旅行サイトで提供されていることが多いものの、予約時に全額の支払いが必要となるケースがほとんど。それに対してホテルの公式サイトでは、宿泊日の8日前までキャンセル料無料というケースもあるので、両方を上手く比較しながらプランを練りたいものだ。