「また執行猶予期間中に復帰…」槇原敬之の”活動再開“に冷ややかな声

 シンガー・ソングライターの槇原敬之が9月6日、公式サイトで楽曲制作を再開することを発表した。また、活動復帰作となるニューアルバム「宜候」を10月25日に配信、同27日にCD発売する。

 槇原は「昨年私の犯した罪により、ファンの皆様、関係者の皆様に多大なるご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。「活動を休止し、今後についてよく考えに考えた末、やはり私には音楽しかないという気持ちに気付き、楽曲制作をすることに決めました」と活動再開の理由を明かした。

 しかし、活動再開についてネット上では「執行猶予期間を残しての復帰なのでちょっと早い印象です」「音楽しかないのなら薬物なんぞに手を出すなと思います」「2回も繰り返すのだから自分の意思だけでは難しいのだろう」 などと、手厳しい意見が多かった。

 槇原は1999年8月、法律違反の薬物所持で逮捕され、同年12月に懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。2000年に活動を再開したが、20年2月には同法違反と医薬品医療機器法違反(所持)の疑いで逮捕され、同年8月に懲役2年、執行猶予3年の判決が言い渡された。

「99年に有罪判決を受けて2000年に活動再開したとき同様、今回も執行猶予期間中の復帰に違和感を覚えたネット民が多かったようです。99年の判決後、『もう1度、初心に帰って良い音楽をつくることでファンの皆さんにつぐないをしたい』と誓っていましたが、20年に再び同じ過ちをおかしました。今回の活動再開で『私には音楽しかない』と言われても、真に受けるファンは少ないのではないでしょうか」(芸能記者)

 2度あることは……にならないよう、今度こそ音楽に専念してほしいものだ。

(石田英明)

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