「薬を使わなくても幸せ」槇原証言は元パートナーへのアテツケ絶縁宣告だった

 違法薬物所持の罪などに問われた歌手の槇原敬之被告(本名・範之)の初公判が7月21日に行われ、検察側は懲役2年を求刑。8月3日にも判決が言い渡される予定だ。槇原被告は2018年3月、当時の自宅である港区のマンションで危険ドラッグ「ラッシュ」を所持、翌月には同マンションで覚せい剤も所持していたことが判明。本人はこの起訴内容を認めている。

 元パートナー経由で薬物を入手したと裁判では説明しており、その元パートナーとは関係を解消済みであるとも話した。また、現在は新しいパートナーと交際していることも明かしている。再び薬物に手を出す危険性について問われると槇原被告は「全く手を出すことはないと思います。つらいことや大変なことがあっても周りに相談できるし、(現在の)パートナーの彼といろんなことを分け合ってやっているので大丈夫だと思います」と薬物との関係を断ち切る根拠を示し「今は薬を使わなくても十分幸せだということを感じている」とも語った。

 この初公判で語られた新しいパートナーとの交際発言には、槇原被告のある“痴情”にまつわる意図が含まれているのではないかとネット上では密かに囁かれている。

「入手経由について語られた際に出てくる元パートナーは、槇原被告の個人事務所で代表を務めていた男性で、槇原被告の公私のパートナーとされる人物。1999年に覚せい剤事件で槇原被告が逮捕された際の共犯者でもあります。今回の槇原被告への立件に至るまで、先に覚せい剤事件で警視庁に身柄を確保されていた元パートナーに対する捜査の過程から、事実掌握をしつつ槇原被告への捜査が進められたと言われています。このことから公判で新しいパートナーとの順調な交際を明かしたことに対し、ネット上では『違法薬物の所持を警察にチクった元パートナーへのアテツケ的な幸せアピール?』『元パートナーとの絶縁宣言とも取れる』などとささやかれています」(芸能ライター)

 かつては公私にわたる良きパートナーだった男性に裏切られ、二度目の逮捕となった槇原被告。「今はいいパートナーがいるから薬に頼らなくても大丈夫」という発言は裏を返せば「恋愛事情によってはまた薬物に手を出しかねない」と言っているようにも思えるが、槇原被告は今後も薬物の誘惑を断ち続けることはできるのだろうか。

(浜野ふみ)

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