さすがに口調が厳しすぎた!?
タレントの長嶋一茂が8月20日に放送された情報番組「モーニングショー」（テレビ朝日系）に出演。同局の山本雪乃アナに噛みついたことで物議を醸している。
同回では、東京五輪の陸上男子110メートル障害で金メダルを獲得したハンスル・パーチメント選手を助けた大会スタッフのストイコビッチ河島ティヤナさんへの感謝イベントが19日、東京都港区のジャマイカ大使館で催されたことを紹介。
このエピソードを一茂は「いい話ですね」と称え、続けて「他のボランティアも同じようなことを、日本人だったらしてたと思います」などと持論を展開していたのだが、一茂が喋り終える前に山本アナは「あっ…まさに今、私、オリンピックの取材に行っているんですけど、ビックリするぐらいのおもてなしなんですよ。ちょっと困っていたらすぐに声をかけてくれるスタッフの方がたくさんいらっしゃいます」と、長嶋のコメントを補足するように自身がオリンピック取材で得た情報を紹介。
しかし、一茂は「いま山本、俺がしゃべっていたんで入ってきて欲しくなかったんだけど」と、山本アナがコメントを被せてきたことに不快感を露わに。
山本アナは即座に「それはごめんなさい。すみませんでした。ごめんなさい」と謝罪したのだが、一茂はすっかり気分を害してしまったようで「そのカットインはいいんだけど、でも、ごめん。もうしゃべることないわ。本当に心が満たされているんで。満たされるとしゃべりたくなくなるんでね、人間ってね」とコメントを放棄したのだった。
山本アナのカットインについては、司会の羽鳥慎一も「びっくりするほどの割り込みでした」とツッコミを入れていただけに、一茂の肩を持つ視聴者もいたようだが、それ以上に大勢を占めたのは「そこまで怒ることなくね?」「一茂は器小さいな」「これ、立派なパワハラでしょ! 山本アナが可哀想」「一茂は調子乗りすぎ! 浜ちゃんにもう1回説教されてほしいわ」といった、キレた一茂が大人げないという意見だ。
「シチュエーション的には、アナウンサーが批判されてもおかしくはないですが、一茂が言い過ぎていた感は否めませんし、一茂よりも山本アナの方が好感度が高いということが視聴者の反応に表れていますね。また、一茂が叩かれる理由としては、自身は大した実績も残していないのに、大御所コメンテーター気取りなのが鼻につくということでしょう。
7月20日に放送されたバラエティ番組『ごぶごぶ』（MBS）では、ダウンタウンの浜田雅功がこの日のゲストである一茂との初対面の思い出を語る場面があり、『とりあえず、言いたいこと言うとこうと思って、「おまえ偉いんちゃうからな、おまえの親父が偉いんやからな」って言うたの覚えてる』と初対面で親の七光りを指摘したことを明かしています。浜田はこの番組以外にも『ダウンタウンなう』（フジテレビ系）でも、同様に親の七光りを指摘する発言を浴びせていましたから、本心でそう思っているのでしょうし、浜田と同じ考えの人も世間には多いようですね」（エンタメ誌ライター）
一茂には今回の騒動で、自身の評価について、いま一度見つめ直して欲しいところだ。
（権田力也）
