「ネズミの寿命は2年」東京・小金井市のコロナワクチン質疑が痛快すぎて大バズり

 なかなか順調に進まない国内の新型コロナワクチン接種。その間にも悪いニュースは休むことなく流れてきて、重たい副反応やファイザー社とモデルナ社の優劣など、どこまでが本当でどれだけ誇張されているのか未接種の人には分からない情報に振り回されて、頭でっかちになるマイナス面が問題になっている。

 当然、接種に二の足を踏んでいる人からの疑問も自治体などへ多く寄せられているというが、そんな中、東京・小金井市がHPに掲載している、mRNAワクチンについてのQ&A「よくある質問や誤情報」への回答が「あまりに痛快」「一刀両断がすごい」「日本政府と大違い」と、良くも悪くも評判なんだとか。

「小金井医師会からのメッセージという形でHP上に掲載されているのですが、ワクチン接種に関する質問、巷間流れる情報の誤りについて、単刀直入な説明で答えているんです。これが、何を説明するにも論点がズレていたり、はぐらかしたりする政府や都のストレスの溜まる説明とは明らかに違うとネット上で話題になっています」(週刊誌ライター)

 例えば「ワクチン接種したネズミが2年で死んだと聞きました」という問いには、「ネズミの寿命は2年です」とバッサリひと言。また「ワクチン接種後に亡くなった方がいると聞いた」という声には、「ファイザー・ビオンテック社、モデルナ社のワクチンの『接種が原因』で亡くなった方はこれまで一人もいらっしゃいません」と有無を言わせぬ回答。「不妊になると聞いた」という質問にも「なりません」とズバリ。「漠然と心配です」という声には「ワクチン接種しないことによる感染リスクや社会・経済活動の低迷の方が明確に心配です」とマウントを取る勢い。ほかにも質疑はたくさん公開されていて、この小金井市の回答が拡散されると「たとえ違っていても安心する」「菅総理に聞かせたい」「ネズミの寿命には笑った」など好意的な反応が集まったようだ。

「まあこのぐらいのパワーがないと不安は払拭されませんよね。3年後のことは分かりませんけど、もう迷ってる状況でもない気はしますし、確かに国が発信する情報にもこのらいの明快さが欲しいですよね」(前出・週刊誌ライター)

 賛否はともかく、小金井医師会の力強さには見習うべきものがある?

(山田ここ)

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