田中れいな、コロナ感染で主演舞台を降板 3カ月連続で公演トラブルの不運!

 アイドルグループ・モーニング娘。の元メンバーで女優の田中れいなが8月12日、所属事務所の公式サイトを通じて、新型コロナウイルスに感染したことがわかった。田中は8月16日開幕の主演ミュージカル「赤毛のアン」を降板することとなった。

 公式サイトによると、田中は7月29日夜に発熱し、翌30日にPCR検査を受けた結果、陽性が確認。舞台稽古に十分な時間をかけることが難しく、出演を見送ることとなった。現在、体調は回復傾向にあり、保健所や医療機関の指示のもと自宅療養しているという。

 田中がコロナの影響を受けたのは「赤毛のアン」だけではない。7月23日から開催された舞台「信長の野望・大志〜最終章〜群雄割拠 関ヶ原」にも出演していたが、7月26日に出演者1人の陽性が判明。26日以降の公演が中止となった。

「信長の野望」の公式サイトでは、7月27日に保健所から濃厚接触者はいないとの認定を受けたが、翌28日に出演者とスタッフから数名の陽性者が出たことを報告。田中の陽性が判明したのは30日だが、感染の原因はこの舞台である可能性も否定できない。

 コロナに翻弄されている感のある田中。実は、6月の主演舞台「剣が君—残桜の舞—再演」も、コロナが原因で4月に降板を発表していた。

「スポーツ紙などの報道によると、コロナの感染防止策をめぐり、舞台製作側と田中の事務所サイドで考え方の相違があったようです。舞台側も十分な感染対策を立てたと思われますが、田中の事務所は業界でも特に厳しい対策を立てているとか。舞台側の感染防止策に納得できなかったのかもしれません。それほど感染防止に力を入れていたはずなのに、田中が感染するとは事務所も頭が痛いでしょう」(芸能記者)

 3カ月連続で舞台公演の出演が閉ざされた田中には、気の毒としか言いようがない。

(石田英明)

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