米子松蔭問題にも喝!小泉進次郎氏、元球児ならではの高校野球改革論とは

 環境大臣の小泉進次郎氏が7月18日、ブログを更新。鳥取県米子市の米子松蔭高校が、学校関係者1人が新型コロナウイルスに感染したことを受けて、同校野球部が夏の高校野球鳥取大会への出場を辞退したことについて言及した。

 小泉氏は「学校関係者にコロナの感染者が一人いるだけで、感染者のいない野球部が大会に出られない。こんな形の引退を高校3年生にさせないでほしい。高校球児だった者として切に願います」と思いを打ち明けた。小泉氏の思いが届いたのか、不戦敗扱いになっていた試合が改めておこなわれることが決まった。

 実は、ブログで本人が述べたように小泉氏も元高校球児。2018年5月30日配信の「朝日新聞DIGITAL」によると、高校時代は神奈川県の関東学院六浦野球部で二塁手としてプレーし、副主将も務めた。「二塁手はセンターラインの中では地味かもしれないけど大事なポジション」と自負。派手な言動で注目を集める今とは違って、高校野球では二塁手を地味にこなしていた。

「今のままではいけないと思います。だからこそ、日本は今のままではいけないと思っている」という迷言も残している小泉氏だが、高校野球についても〝今のままではいけない〟と革新的な意見を述べていた。

「18年7月31日配信の『日刊スポーツ』電子版で、高校野球に変化が必要なことを語っていました。それによると、抵抗がある球児も少なくない丸刈りをやめる。また、甲子園に外国の高校も招待するというものでした。小泉氏は『世界の高校の頂上決戦を甲子園でやればいいじゃない。面白いよね。見てみたいでしょ』と自画自賛。確かに小泉氏が言うように丸刈りに抵抗を持つ球児も多く、外国の高校も参加すると話題性が出てくると思います」(スポーツ紙記者)

 高校野球改革論も派手だった。

(石田英明)

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