中山美穂も仰天!西表島「マッパ仙人」密着VTRに映ってはいけないモノが!?

 5月6日に放送された「ナゼそこ?『あなたより秘境に住む人知りませんか?』SP!中山美穂も仰天」(テレビ東京系)の内容が、一部で物議をかもしている。

 この番組は、タイトルどおり、「ナゼそこに?」と突っ込みたくなる秘境や山奥に住む人たちを紹介し、知られざる人生ドラマを浮き彫りにしていくというもの。この日、ゲストの中山美穂が見守るなか、オンエアされたのが、西表島の密林で18年間暮らす「仙人」の密着VTRだった。

「番組では取材当時69歳という男性の暮らしぶりが紹介されました。生活に必要なものの大半を漂流物でまかない、海に面した密林にツリーハウスを建設し、畑で作物を育てるなど、0円生活を満喫している様子。シャツを脱ぎ捨てて上半身マッパになると、これが60代とは思えない鍛え抜かれたボディで、スタジオの中山美穂さんも赤面した様子を見せていました」(テレビ誌ライター)

 取材クルーが2時間ほど森をさまよって、ようやくめぐり会えたという西表島の“仙人”の生活はインパクト十分で、まさにロビンソン・クルーソーを彷彿とさせた。焚火で米を炊くシーンにはネット上で《0円生活でどうやって米を手に入れたんだ?》という細かいツッコミも入ったが、「小学生の時から新聞配達」「自転車で日本一周」「4人の娘を一人で育てあげた」といった仙人の知られざるドラマが公開されると、中山美穂は「すごい!」と感嘆の声をあげていた。

「オギャアと生まれたらこういう生活を一度はしないと…。壁のない生活。こういうふうに大自然の中で生活しちゃうと文明社会に戻れない」

 マッパ生活についてこう語っていた仙人に、中山美穂は「少年みたいな人」と感想を述べた。そしてその取材から2年後、現在の仙人の暮らしぶりを紹介するVTRで“映ってはいけないモノ”がオンエアされてしまったという。

「番組の終盤で、仙人は“友人の携帯”によるテレビ電話でリモート出演。現在は71歳になっているとのこと。そして仙人の住処に行く際、道路から密林に入るポイントがあるのですが、その山道にパイナップルのような置物を設置して、道に迷わないように改良を加えたと明かしていました。じつは以前、西表島の無人島で同じようにマッパ生活を送る老人がいましたが、テレビで紹介されるや観光客が殺到。土地の所有者から退去を命じられたという報道もありました。仙人は道路から生活拠点までの山道を『パインロード』と呼んでいましたが、誰でもたどり着けるように目印をつけてしまったことで、観光客の間で“仙人探し”が始まり、彼の平穏な暮らしが脅かされるのでは…。そんな心配する声がネット上に寄せられています」(ネットライター)

 放送をきっかけに、トラブルが起きないことを祈るばかりだ。

(石川ともこ)

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