5月4日に放送された川口春奈が主演を務めるドラマ「着飾る恋には理由があって」(TBS系)の第3話の世帯平均視聴率が6.8%だったことが分かった。
同作は川口演じるインテリアメーカー広報のインフルエンサーで、“着飾る”ことで居場所を得ているヒロイン・真柴くるみがルームシェアで価値観の違う人と出会う“うちキュン”ラブストーリーで、脚本は昨年1月期に放送された同局系ドラマ「恋はつづくよどこまでも」を手掛けた金子ありさ氏が担当している。「恋はつづくよどこまでも」同様に若い女性をターゲットにした同作だが、初回視聴率は9.1%でスタート。第2話は8.2、さらに第3話は前回より1.4ポイントダウンとなった。
「1桁発進かつ第2話、3話で視聴率ダウンというのはこのドラマに限ったことではありません。鈴木亮平と吉岡里帆が出演するドラマ『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)は初回が6.5%発進で、第3話は4.8%を記録するなど、もっと悲惨な状況といえるでしょう」(エンタメ誌ライター)
しかしながら、川口の7年半ぶりの主演復帰作に暗雲が立ち込めていることは間違いない。かつては”低視聴率クイーン”など心ない揶揄もあったが、今回も世間からは「人気脚本家まで飲み込んでしまうのか」「ただただ、春奈ちゃんのメンタルが心配」「そこまでエゴサしちゃダメだよ」など、川口を心配する声が多数見受けられている。
「川口は13年放送のゴールデン初主演ドラマ『夫のカノジョ』(TBS系)で平均視聴率3.8%を記録。これは今世紀以降のプライム帯(午後7~11時)で放送された当時までの民放連続ドラマの最低を更新する歴史的低視聴率となりました。以降、川口は視聴率恐怖症に陥ってしまい、いいことが書かれていないとわかっていながらもエゴサーチを続けて、ネガティブな性格になってしまい、事務所から『ネット閲覧禁止令』が出されたとの報道もありました。もちろん、これから視聴率がV字回復している可能性もあるでしょうが、いかんせん前回負ったダメージが大きく、川口本人も数字には敏感なタイプですから、気落ちしていないかが心配なところですね」(エンタメ誌ライター)
かつての悲劇から7年半が経ち、昨年の大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合)で沢尻エリカの代役として緊急登板だったにもかかわらず、その演技力が高く評価された川口。しっかりと自信をつけて今作に臨んでいるだけに、なんとしても数字を残しておきたいところだろう。
(本多ヒロシ)