10連休中、旅行や帰省で家を空けることによって実践できるのが、「エアビーアンドビー」など民泊サービスを活用した「自宅貸出」だ。
「サイトに掲載する写真の他、説明文にも気を配れば、生活感のある普通の部屋でも平日からひっきりなしにオファーが届きます。GW中ならなおさらでしょうね」
こう語るのは、数年前から空き部屋の貸し出しを実践している経営者男性。その実情を明かすには、
「一泊の料金は部屋によって異なりますが、都内なら1部屋の相場は3000円。一軒家まるごとなら5万円以上で貸し出しているケースもありますね。泊まる側にしても、10人以上の大人数で利用すれば、ホテルよりも安く済みますからね」
地道に、そして確実に稼ぎたいなら「仕分けバイト」と「交通量調査」がもってこいだ。
「連休中は派遣の仕事が休みになるので『単発バイト』を2種類入れる予定なんですよ」
と語る派遣社員の40代男性が、まずは「仕分けバイト」のうまみを説明する。
「主に倉庫や工場で検品と梱包、伝票などを見て商品を探すピッキングという軽作業なのですが、前日に業者に電話かメールを入れておけばシフトに入れるんです。さらには給料も働いたその日に手渡しでもらえる。金欠で早くお金が欲しい時にはこれ以上ないバイトなんですよ。仕事中は一切、他人と話さなくてもいいので、人づきあいが苦手な人には特に向いていると言えますね」
続いては、路上で椅子に座り、通行人の数などを数える「交通量調査」だ。
「仕分けのバイトと同じく、ひとりで黙々とできるのもメリットなのですが、何よりもありがたいのが長時間の仕事が多いことなんですよ」(40代男性)
時給は決してよくないが、この長時間労働が思わぬ高額報酬をもたらすという。
「24時間ぶっ通しで調査する案件の場合、そんなに大した仕事をしていないのに2万円ももらえる。当然、働いた直後は、倒れ込むように寝てしまうので、大型連休中にしかできない仕事とも言えますね」(40代男性)
黄金週間でひと稼ぎして、羽振りよく令和のスタートを切ろうではないか。
<10万円稼ぐ!オイシイ副業8選>
■帰省時の自宅貸出(報酬1日あたり:3000円〜50000円)
連休中に家族で帰省したり旅行に出かける人に最適。民泊サービスを活用して空き部屋を貸して報酬を得る。特に「一軒家」は高額に
■行楽地スタッフ(報酬1日あたり:10000円前後)
連休中は全国の行楽地で人手が足りなくなり「10連休限定のリゾートバイト」が多数発生。食事つきのケースもあり、生活費の節減にも
■出前配達員(報酬1日あたり:20000円以上可)
出前の注文が激増する大型連休が狙い目。ネット出前配達サービス「ウーバーイーツ」は直前の登録でも「GW限定配達員」として働ける
■仕分け作業(報酬1日あたり:10000円前後)
当日払いが冷凍食品などの「仕分けバイト」のウマミ。前日に予約電話を入れ、働いた直後に給料が手渡しされる。「ティッシュ配り」も同様
■イベントスタッフ(報酬1日あたり:12000円〜17000円)
全国各地で音楽イベントなどが多数開催され、「人手不足」から時給も割高に。会場整理やチケットのもぎりなどは体への負担が少ない
■警備員(報酬1日あたり:10000円以上可)
郊外のショッピングモールなど大型商業施設は多くの客でにぎわう。ふだんよりも多くの警備員が必要となるため高時給に
■交通量調査(報酬1日あたり:10000円〜20000円)
ネットですぐに探せるうえ、「24 時間勤務20000 円支給」といったガッツリ稼げる案件多数。GWなら徹夜明けでもぐっすり休める
■地元観光案内(報酬1日あたり:12000円以上可)
観光案内マッチングアプリ「ルートトリップ」を活用。需要が急増するGWは報酬がハネ上がるチャンス。時給3000円超えも期待できる