10連休で10万円稼ぐ「駆け込み副業」8選(1)お金をもらいながら旅行する

 働き方改革の影響もあって、本業以外に収入源を持つ副業人口は増加の一途をたどっている。そして迎える今回の10連休。海外に出かけたり、自宅でじっくりと英気を養うのもいいが、ちまたには駆け込みバイトの求人があふれているのをご存じか。黄金週間にふさわしい、オイシイ副業を厳選して紹介しよう。

「平成」から「令和」への改元により、前代未聞の「10連休」が設けられた今年のゴールデンウィーク。JTBの試算によれば、10連休における国内・海外合わせた旅行者数は史上最多となる2467万人だとか。

 多くの日本人が羽を伸ばす中で、この「令和バカンス」は絶好の副業のチャンスでもある。ふだん以上の高額報酬にありつけることも珍しくないからだ。

「とりわけリゾートバイトはオススメですよ。日本中のリゾート地から『今年のGWはとにかく人手不足』との声が聞こえてきます。いよいよ連休が迫り、働き手を急募せざるをえない分だけ、いつも以上の高待遇が期待できます」

 こう語るのは、バイト求人サイトの編集スタッフである。

 リゾートバイトとは、地方の行楽地に赴き、一定の期間を住み込みで働く雇用形態のこと。

 食費や光熱費など生活費をかけずに働くことができるため、夏休み期間に集中して稼ぎたい大学生の他、最近では時間に余裕があるシニア世代にとっても、おなじみのバイトとなっている。海の家やスキー場といった季節限定のリゾートを想像しがちだが、

「今回の連休で特に人手不足なのが、国内外から多くの観光客が訪れる地域の宿泊施設ですね。いつもは時給900円で募集している北海道のホテルも、現在は1300円で募集しています。仕事内容としてはベッドメイキングなど簡単なものばかりなので、かなりオイシイと思いますよ」(編集スタッフ)

 繁忙期のホテルともなれば宿泊料金が高騰するのが常識だが、バイト代も割高になるとは‥‥。うれしい誤算はそれだけではない。

「仕事以外の時間は意外とノンビリできるので、結果として自宅にいるよりリフレッシュできるんです。施設によってはタダでプールや温泉を満喫することもできる。考えようによってはお金を稼ぎながら旅行しているようなものですよ」(編集スタッフ)

 コンサート会場などで働く「イベントスタッフ」も、今回の連休で人材の補充が急務となっている。

「例年、この時期は音楽フェスやフードイベントが全国各地で行われるのですが、どこも過去にないほどの多くの人出が見込まれている。それと同時に、イベントスタッフの求人も過熱しているんですよ」(編集スタッフ)

 大勢の来場者をさばく「人員整理」や「会場設営」など、業務内容によっては体力を要求されるが、それだけに高額収入が期待できるという。

「特に夜から早朝まで会場で行う設営業務なら、日給1万2000円オーバーもザラ。今年だと日当2万円に迫る相場以上の案件もチラホラと見かけます」(編集スタッフ)

 運動不足も解消できて一石二鳥ということか!?

マネー