“芸能人投資家“天野ひろゆきが仮想通貨を「危ない」と判断した意外な理由

 資産10億円と噂されたこともある、お笑いコンビ・キャイ〜ンの天野ひろゆき。「まったくございません」と否定しているが、天野が投資で稼いでいるのは有名な話。どんな手法で儲けているのか。

 天野は2018年、楽天証券の投資情報サイト「トウシル」のインタビューで株式投資について語った。それによると、買う銘柄は自分が好きな会社、よく知っている会社。家電芸人としても活躍する天野は家電業界やゲーム業界などの株を買っているという。また、社長の人柄も銘柄選びの基準。記者会見や新製品発表会での発言が魅力的な社長の会社の株を買っていると明かした。株価チャートや四季報は見るが、分析はしない。数字よりも街を歩いていて〝これが売れているのか〟などと直感を重視しているとのことだった。

 株以外も手を出している。14年3月の「女性自身」によると、天野は不動産にも投資。「家賃ばかり払っても自分のものにならないのはアホらしい」と、マンションを購入。途中で賃貸に出し、その賃料でローンを返済。その後は、賃料が収入になっているとのこと。そのほか、不動産投資信託、外国債券もやっていた。

 現在、バブルが起きているといわれる仮想通貨はどうか。

「件の『トウシル』のインタビューで語っていました。今はどう考えているかわかりませんが、18年当時は危ないと思っていたようです。天野が仮想通貨のニュースを見ていたら、若い女性がシャンパンを飲みながら『朝起きたらぐんぐん上がっていました。やらない人はバカですよ』と話していたそうです。それを見て天野は〝危ない〟と思ったと。現在も価格が乱高下しており、大きく利益を出すこともあれば、大損することもあります。天野の指摘通り、リスクを認識したうえで手を出すべきでしょう」(週刊誌記者)

 親近感のある銘柄を選び、小額で株を楽しむのがいちばんか?

(石田英明)

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