テレビ局が「つまらない奴」認定、松坂桃李の魅力は”THE普通”

 ここまでポンコツだと逆にオイシイ!?

 俳優の松坂桃李が3月30日に放送されたバラエティ番組「芸能人格付けチェックBASIC〜春の3時間スペシャル〜」(テレビ朝日系)に出演。全問不正解で2度「映す価値なし」となる大惨敗を喫した。

 この日、松坂は4月30日からスタートする同局系ドラマ「あのときキスしておけば」で共演する女優・麻生久美子とペアを組み、一流芸能人を目指し、格付けチェックに挑戦。

 しかし、1問目から赤ワインと白ワインを間違い、「自分の舌を切りたい」とショックを受けるも、2問目でもマグロとはんぺんを間違えてしまい、あっという間に「映す価値なし」に。

 それでもドラマの宣伝で出演している立場とあって、お情けで一度は映す価値なしを免れるも、最終問題でプロのコーラスと大学生のコーラスを聴き分けることができず……。

 またしても「映す価値なし」となってしまい、番組MCのダウンタウン・浜田雅功に「松坂ーっ」「しっかりせえよ」と呆れられていた。

 そんな思わぬ形でポンコツぶりが露呈されてしまった松坂だが、ネット上では「ことごとく外しまくってたけど、なんか可愛かった」「普通に2回も消えるかよ。逆に好感度が上がったわ」「知識があるのは遊戯王だけかな(笑)」「GACKTとタッグ組ませて、GACKTに怒られてるの見たいわ」など、結果こそ残せなかったものの、何故か好感度が上がる結果となっている。

「12年に放送されたドキュメンタリー番組『情熱大陸』(TBS系)では、取材ディレクターが2カ月密着するも仕事でもプライベートでも何も起きず、撮れ高がなさすぎて密着期間がさらに2カ月延長になるなど、そういった意味でも一流芸能人とは程遠いとも思えてしまう松坂。同番組でも『良く言えばシンプル、悪く言えばつまらないヤツ』といったナレーションまでつけられるなど、その私生活はごくごく平凡なものでしたから、今回の格付けで結果を残せなかったのもなんとなく頷けます。それでも、イケメンなのに調子に乗っておらず、感性もTHE普通といったところに親近感を覚える人も多かったようですね」(エンタメ誌ライター)

 俳優として演技は一流でも、ちょいちょいつけ入るスキがあるところが松坂の魅力といえるだろう。

(田村元希)

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