「読めない名前の子供と成績の相関性」を林修先生も力説していた!

 元2ちゃんねる開設者で実業家のひろゆき氏が3月17日に自身のツイッターアカウントを更新。未成年女性にわいせつな写真を送るよう要求して逮捕された元ユーチューバー・ワタナベマホト容疑者について言及した。

 ひろゆき氏は、逮捕されたワタナベマホト容疑者の本名「渡辺摩萌狭」に“フリガナがなければ読めない“などと驚きの声が上がっていると伝えた記事をツイッターで引用し、「親の知能は子供に遺伝します。他人が自分の子供を呼ぶために、名前をつけるのですが、一般的に読めない名前をつける親は頭が良くない可能性が高いです。よって、読めない名前の子供は遺伝により頭が悪い可能性が高いです。と言う話をしてたら、また実例が増えました」と綴った。

 いわゆる“キラキラネーム“を付けられた子供と知能の相関関係について持論を述べたのだが、一部ではこのツイートが差別に該当するとして議論が過熱。ひろゆき氏の投稿にも「これ、ワタナベマホトの親のことも侮辱してるね」「知能と善悪の判断は関係ない」「これは酷い。でも当たってるかもですね」「親なら子供が悪目立ちしてイジられたり嫌な目に遭う可能性も考えてあげないと」「これに関しては一般的によく言われている事」「この意見には全面的に同意」など様々な見解が寄せられた。

 なお、“キラキラネームと学力の関係性“については、東京大学出身で予備校講師の林修氏も2017年9月に放送された「林先生が驚く初耳学」(TBS系)の中で言及。「一つ、強く言っておきたいのは、本人には全く責任はない」とした上で、キラキラネームと学力の低さには「ある程度の相関性がある」と述べると、実際にそれを肌で感じたという体験談も紹介していた。

「林氏はおよそ20年前の出来事として、テストの成績順に生徒の名前をリストに並べていたところ、点数が低くなるにつれて名前が読めなくなっていったと回想。一方で、2017年当時の東大合格者の名簿を見た番組プロデューサーが『全員、名前が読めますね』と話していたことも明かしています。林氏は、名前という固有名詞が持つ本来の意味について、あまり深く考えていない親もいるとし、『固有名詞は意味を持たないんです。固有名詞は、あるひとつのものを特定して指示する機能があるんです。となると、パッと見た時に誰と特定できない、指示ができないような名前を付けることが、固有名詞本来のあり方に即しているのかな』と疑問を呈しました。当時も、この林氏の意見に対して賛否の声が寄せられました」(テレビ誌ライター)

 報道によって自身の本名が伝えられ、思いもよらない議論が勃発する格好となったワタナベマホト容疑者。ひろゆき氏や林先生が展開する持論が間違っていたと証明できるよう、今後は悔い改めた人生を送ってほしいところだ。

(木村慎吾)

ライフ