47歳の女性警部が年下記者とW不貞、スパイ顔負けの“隠蔽工作”に批判殺到

 長崎県を舞台にとんでもない“情報漏えい事件”が発覚した。長崎県警の女性警部(47)が、スクープ連発で「敏腕」と知られる男性記者(29)に捜査情報を漏らしたとして、3月5日に書類送検された。この女性警部は「家族や組織に申し訳ないことをした」と反省の弁を述べて同日に依願退職したという。社会部デスクが解説する。

「問題となった女性警部は2020年2月から10回にわたって長崎新聞に籍を置く男性記者に捜査情報を提供していたといいます。実際、情報を得た男性記者は、記者クラブで発表される前に特ダネをスッパ抜いて、“若きエース”と呼ばれていたそう。妻がいたようですが、この女性警部に対して、離婚をほのめかすような話もしていたとか。文字通り、体を張ってネタを仕入れていたわけですが、今回の不貞が発覚したことで、現在は他の部署に異動となったようです。なお、女性警部の夫も警察官だったこともあって、周囲からは『よくバレなかったな…』といった声が聞かれているとか」

 不貞ばかりか、機密情報を相手に渡していたとは大問題だ。ネットニュースのコメント欄には《人の一生を左右しかねない捜査情報を不貞男に渡すなんてウソだろ》《依願退職でそこそこ退職金もらって逃げ得だけは許さない。きちんと処罰してほしい》《こんな不貞をはたらく女性が県警本部の警部に出世する警察組織やばくないか?》などなど批判が殺到する事態に…。2人が交際を始めたのは2019年の夏ごろとされている。警察組織で少しでも噂が立てば、すぐにシッポをつかまれそうだが、なぜ処分までに1年以上もかかったのか。そこにはスパイ顔負けの“隠蔽工作”があったという。

「警察が処分した内容には携帯電話の不正契約も含まれていたという話です。この事件を詳しく報じた3月11日発売の『週刊文春』によれば、女性警部は夫が単身赴任中であるのをいいことに、男性記者と頻繁に旅行に出かける仲にまで発展していたとか。そこまで大胆に逢瀬を重ねていればすぐにバレそうなものですが、この女性警部は自分が捜査対象になっていることに気づくと、すぐさま記者とのやり取りに使っていたLINEをアカウントごと消去。その後も男性記者と連絡を取りたいためか、わざわざ友人に頼んで他人名義の携帯電話を入手したようですからね。犯罪への悪用が懸念されるなかで、携帯の契約については、本人確認が徹底されています。そんな中で警察官が不貞目的で携帯電話を不正に入手していたとは開いた口がふさがりません」(警察事情に詳しいジャーナリスト)

 かつては都内の警察署に勤務する女性巡査が、交際相手のヤクザに捜査情報を提供するという前代未聞の不祥事が起きた。今一度、気を引き締めて再発防止に務めてほしいところだ。

(平沼エコー)

※写真はイメージです

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