「俺の家の話」迫真のプロレスシーンで場外乱闘が勃発!告発レスラーの心意気

「初回は11.5%と好調なスタートを切りましたが、やはり介護というテーマが若者には重く感じるのか、以降の2話、3話は1ケタに低迷。コロナ禍で週末の飲み会や外食習慣がないなかで1ケタというのは寂しい気がしますね」

 TBS関係者が危惧するのは、同局の金曜ドラマ「俺の家の話」。主演に今年3月での事務所退所と表舞台からの引退を表明しているTOKIO長瀬智也を迎え、脚本を「あまちゃん」の宮藤官九郎氏が手掛けることで、ヒットが確実視されていたのだが、視聴者の反応はイマイチのようだ。

 しかし一方で、2月12日の4話では大きく盛り返すのではないかと期待を寄せる声も…。芸能記者が同ドラマをめぐって勃発した“場外乱闘”について明かす。

「コトの発端は2月9日に発売された『週刊女性』の記事。『撮影中のプロレス技でADが病院送り』と題して、衝撃のスクープを掲載。ドラマでプロレスラーを演じる長瀬さんが、カメラチェックの際に、スタッフのADにプロレス技をかけたところ、受け身を取り損ねて負傷したというんです。結果、ADさんは大事をとって病院に行ったそうですが、スタッフ思いの長瀬さんがケガを負わせるほどの技をかけるとはにわかに信じがたい。記事中でTBSは完全否定しているものの、この『病院送り』という見出しが一人歩きして、くしくも『俺の家の話』のひとつの見どころである迫真のプロレスシーンに注目が集まりそうなんです」

 この「病院送り報道」にいち早く反応したのが、プロレスラー・長瀬智也を支えたサポートメンバーだった。長瀬とは幼馴染で同ドラマに出演するプロレスラーの勝村周一朗は2月9日に「こんなことあるわけない!! スタッフをリングにあげて技をかけることなんて絶対ない!」「こんなウソの記事書いて誰が得するの?」とツイート。また、同じく出演レスラーの一人である渡瀬瑞基もTwitterで「絶対にありえません。なぜなら長瀬さんが初めてやる技は必ず自分が最初に受けています」と、今回の報道を全面否定した。

「他にもプロレス関係者から報道を否定するコメントが続々と寄せられており、改めて長瀬さんの人望の厚さが伝わってきます。やはり長瀬さんがスタッフに怪我を負わせたという汚名だけは何としても晴らしたかったのでしょう。勝村さんにいたっては、Twitterで『これで僕が週刊誌から報復でスキャンダルとか狙われたらイチコロなんで』と冗談まじりにコメントしていましたが、かなり覚悟した上での告発だった模様。その後、週刊誌に狙われないよう、夜のクラブ遊びやピンク遊びを封印するような発言も…。夜遊びを封印しても、長瀬さんの潔白を証明したい。そんな心意気が伝わってきました」(芸能ライター)

 介護が主なテーマだったはずの「俺の家の話」だが、長瀬智也のプロレスシーンの注目度とともに視聴率もV字回復といきたいところだ。

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