サッカー元日本代表の内田篤人が「DAZN」で配信中の「やべっちスタジアム #10」にゲスト出演し、ドイツ・ブンデスリーガのシャルケに在籍していた当時のギャラ事情を明かしている。
お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之とのSP対談企画に登場した内田。途中、矢部から「プロ選手の勝利給ってどうなってるの?」と踏み込んだ質問を受け、“ワールドクラスな給料事情“についてトークを進めた。
内田は、2010年から2017年まで所属したドイツの名門クラブ・シャルケでの勝利給について、「Jリーグとはケタが違いましたね」と告白。「勝利給は片手では収まらない何百万でした。特に(フェリックス・)マガト監督時代は羽振りが良かったんですよ。シャルケに移籍した時、『こんなに貰っていいの?』っていうぐらい貰ってました」と続けた。
また、注目度と話題性の規模が段違いとなる欧州チャンピオンズリーグにおいては、普段の国内リーグでの事情とは全く異なるようで、「試合前にゼネラルマネージャーとキャプテンが別の部屋で勝利給を決めるんですよ。それで戻ってきて、『(チームメイトに向けて)今日は幾らだって』っていう話をするんです」と説明。かなりの稼ぎっぷりを匂わせた内田だが、同時に「選手寿命は短いし、それくらいはくれないと。選手の時からお金は評価だと思っているので」とも主張し、およそ10年前後のキャリアが一般的とされるサッカー選手にとっては“適正価格“だと感じているようだ。
「普段はあまり知ることのできない世界的フットボーラーの給料事情が明かされ、ファンからの関心も高かった同番組。とりわけ内田といえば、日本人にとって未開の地だったチャンピオンズリーグ決勝トーナメントでも大車輪の活躍を見せるなど、チームの勝利に大きく貢献。全盛期にはシャルケでの年俸が2億5000万円にも達していたとされ、2017年に移籍したウニオン・ベルリンでも同額の年俸を受け取っていたと報じられています。そこに加えて勝利ボーナスも得られるわけですから、内田が『こんなに貰っていいの?』と驚くのも納得です。ただ、端正なルックスで多くの女性ファンを抱え、ピッチ以外でもユニフォームやグッズの売り上げ、さらには日本での放映権収入などで多大なる経済的貢献を果たしたことでしょう。そのケタ違いな稼ぎっぷりについて、ネットでは『様々なリスクを背負ってプロとしてプレイしてる訳だから、大金を貰って当然』『運営側からすれば、それだけ払う価値があるってこと』『夢のある話ですね』との反応が寄せられています」(テレビ誌ライター)
なお、内田は昨年8月に現役を引退後、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。「夜中にポテチやペヤングを食べられる」「何したっていいんですよ。怪我したっていい」などと、いかに現役時代にストイックな生活を強いられていたのかを語って共演者を感心させていた。
世界を股にかけて活躍し、突出した輝きとギャラを手にしていた内田。今回披露された、あまりに夢のあるエピソードが“第二の内田“の台頭に繋がるキッカケの一つになることを期待したい。
(木村慎吾)