四千頭身“アウディ”後藤の理想は尾崎豊!?「太く短く」短命宣言の真意とは?

 お笑いトリオの「四千頭身」の3人が11月24日、都内で行われた「ワタナベNオンラインハイスクール」記者発表会に出席した。同校は、ワタナベエンターテインメントと角川ドワンゴ学園N高等学校が業務提携し、演技や音楽などエンターテインメントのカリキュラムが学べる学校。「四千頭身」の都築拓紀(23)、後藤拓実(23)、石橋遼大(24)の3人も、所属事務所が運営するコメディスクールで出会い、トリオを結成した間柄とあって、後藤が「この2人は大きく成長したんじゃないですか。僕はもとから超面白かったけど」とボケると、石橋は「そういうことを(自分で)言っちゃう…」と苦笑い。そして、後藤が高校時代を振り返り、「普通に頭よくて、成績一番だったんです。偏差値37の高校でしたが……。今日はタワマンからアウディで来ました(笑)。夢をつかめばこうなるんです!まずはきっかけから」と、オトボケ発言で会場を沸かせた。

 ところが、この「偏差値37」から「タワマン住まい」というキーワードが、ネットユーザーをいたく刺激したのか、SNS上には、《なんか、えらく上から目線だな〜大御所や中堅ですら、そんなストレートに自慢せんよ》《今は収入あってタワマンにアウディかも知れないけど、すぐに手放すことになるんじゃない?》《一発当ててるだけちゃうの?……数年後「あの人は今」に出てるかもね》といった辛辣なコメントが見られた。

 しかしその一方で、《平均より下の高校出ても成功できる人がいるって夢がある。芸人くらいは貧乏でもアホでも成り上がれる職業であってほしいね》《芸人なんだから破天荒でいいと思う!今は第七世代ってくくりで売られているけど、実力がある芸人だけが残って行くはず。今のうちに芸を磨いてください》と、「芸人ドリーム」を実現した後藤に対するエールも少なくなかった。

 スポーツ紙の芸能記者が語る。

「実は後藤は2016年暮れに、心筋炎という病気で1週間ほど入院しているんですね。この病気はウイルスが心臓の筋肉(心筋)に感染して、心筋細胞に炎症が起こり、血液を全身に送り出す心臓の機能が損なわれることから、最悪、命を落としてしまう危険な病気です。原因はウイルスや細菌の侵入かと思いきや、後藤の場合、よくわからなかったというんです。さらに、意識が混濁したのが番組収録中だったこともあって、本人も『神様が死ぬ前にテレビの仕事をくれたんだ』と真剣に思ったのだとか。まさに心臓に爆弾を抱えている状況もあって、本人は『稼げる時には稼いで、あとは太く短く生きる。尾崎豊の生きざまが俺の理想』と公言していますからね。つまり、『タワマンからアウディで』はボケではなく、今後は『戸建てからフェラーリで』を夢見て突っ走るのではないでしょうか」(テレビ局スタッフ)

 左の手のひらの生命線が2センチほどしかないことをネタにして「僕、どうせ早く死んじゃうと思うんですよ」と日頃から語っているという後藤。はたしてどこまでがネタなのかは、本人のみぞ知るところだが、さて、来年の活躍はいかに……。

(灯倫太郎)

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