知らなきゃ損!「GoToトラベル」駆け込み予約で活用したい“片道プラン”

 新規感染者の急増で「第3波襲来」がさけばれる中、政府は「GoToトラベル」の一時停止の措置について、除外対象地域の選定などを行う考えを明らかにした。感染拡大地域を目的地とするプランがキャンペーンの対象外となる可能性が浮上した今、“駆け込み予約”の前におさえておきたい鉄則とは?

 すでに延べ4000万人以上が利用しているGoToトラベル。航空券とホテルの宿泊が一緒になったセットプランの場合、飛行機は往復でないと適用されないと思っている人も多いようだが決してそんなことはない。実は、片道分の航空券とホテルだけでもGoToトラベルでお得に旅行することができるのだ。

 なかでも航空会社のオフィシャルサイトで唯一GoToトラベル割が使える片道プランを扱っているのはJAL。「ダイナミックパッケージ」という名称で最大35%の割引(上限1万4000円)に加え、旅行代金の15%相当の地域共通クーポン(上限6000円)も付いてくる。

 では、JAL以外の航空会社でGoToトラベルの片道航空券+ホテルのプランを手配できないのかというと、決してそんなことはない。各航空会社が自社のオフィシャルプランとして販売しているわけではないが、一部の旅行サイトでは独自に用意している(11月23日現在)。

 航空券やホテルをはじめ、新幹線、高速バスなども予約可能な旅行サイト「エアトリ」は、「国内航空券+ホテル」のプランで往復、片道の選択が可能。JALとANAの2大エアラインのほか、うれしいことにピーチやジェットスターといったLCCにも対応しているのだ。

 ちなみに予約の際のポイントをひとつ挙げると、購入するプランの総額は4万円以内に抑えること。なぜなら割引額も地域共通クーポンもそれぞれ上限額が設定されており、4万円を超えてしまうと実質半額(35%+15%)にはならない。

 なかには連泊を予定している人もいると思うが、片道航空券+2泊以上で4万円を超える場合は1泊だけのセットプランにする。そのうえで新たに旅行サイトでホテルを手配すれば問題ない。GoToトラベルは1つの旅行商品に対して割引やクーポン発行するため、この手間を惜しまないだけでサービスを100%活用できるというわけだ。

 1人4万円以内に抑える。これは片道航空券+ホテルに限らず、往復の場合や宿のみのプランにも共通して言えるGoToトラベルの鉄則。ぜひ参考にしてほしい。

(高島昌俊)

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