太川陽介も驚愕!加藤諒が明かした「さんま大先生」の厳しすぎる舞台裏

 昔のお笑い番組は今とはかなり違っていたようだ。俳優の加藤諒(30)が2000年から出演していたバラエティ「あっぱれさんま大先生」(フジテレビ系)の思い出話を語り、番組の破天荒さに驚きの声が上がっている。

 加藤は11月18日に「水バラ」(テレビ東京系)で放送された「バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅6 〜紅葉の信越!秋の陣〜」に太川陽介チームの一員として出演。バスの車内で太川から芸能界デビューのきっかけを問われると、10歳の時に「あっぱれさんま大先生」に出演したのが始まりだと答えた。

 ここで同番組の裏側も披露。スタッフの笑いに対する要求はとても厳しく、「映像を見てどこが使われる、どこが使われないかを勉強してくださいと言われる」と明かした。これには太川も「10歳の子どもに?」と驚愕している。

「太川はアイドルとして17歳で芸能界デビューしています。その太川が驚くということは、10歳にお笑いの勉強を強要するのは芸能界といえども異例のことに映ったのでしょう。今ならいろいろと問題になりそうな気がしますね。ただ、だからこそあんなにもおもしろかったのだと言えます。スタッフのテレビに対する熱量も今とはだいぶ差があるでしょう」(芸能ライター)

 さらに加藤は司会を務めた明石家さんま(65)について「おもしろい子と面白くない子をはっきりさせる方だったので、厳しかったですね」と話している。加藤の口ぶり、表情を見るとさんまの厳しさはかなりのものだったようだ。

「じつは『あっぱれさんま大先生』には当時の人気子役がこぞってオーディションを受けていますが、ウエンツ瑛士(35)や安達祐実(39)といったメンツが落選しています。理由は素人っぽくないところ。ウエンツにいたってはオーディション室に入って『おはようございます』とあいさつをした時点で落選が確定。当時まだ小学生でしたが、一生のトラウマになったそうです」(芸能関係者)

 1988年から第1期だけで8年も続いた「さんま大先生」。長寿の秘密は、さんまやスタッフの厳しさにあったのかもしれない。

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