太川陽介と村井美樹が激しいバトルを展開する「ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」(テレビ東京系)の第15弾が3月15日の「水バラ」で放送されることが公式サイトにて発表された。
この旅はルート設定が重要で、毎回、放送前から対決の舞台がどこになるのか注目を集める。今回は栃木県佐野市をスタートし、茨城県の鹿島神宮を目指す。この設定について鉄道ライターは、村井率いる鉄道チームが有利だと推測する。
「鉄道路線が少ない場所が舞台になると、乗る列車が決まってしまい、村井の腕の見せどころがなくなってしまうんです。ところが今回はJR、私鉄と鉄道路線が多く、東西南北に走っている。タクシーを利用して、つながっていない路線へとジャンプするテクニックが使えます。予想もしなかった乗り継ぎが飛び出すかもしれません」
鉄道チーム有利と見られる理由は他にもあるという。
「今回のゴールの鹿島は、21年に放送された第9弾のスタート地点なんです。スタートとゴールの違いはあるにしても、同じ場所を選ぶのは異例のこと。ではなぜ選んだのか。栃木から鹿島までの鉄道路線が充実した地域を使いたかったからではないか。つまり、鉄道チームの選択肢を優先してルートが設定されたのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)
とはいえ、重要なのはチェックポイントがどこに設置されるか、だ。駅から離れたところにあれば、鉄道チームは不利になる。
予告動画では太川が「バス旅の歴史上一番ハード」と天を仰ぐ場面や、村井が「過去最長歩くことになる」と冷静に言い放つシーンがあり、「超過酷なルートが待ち受ける」というナレーションも入る。厳しい旅になるのは間違いないが、奇跡の乗り継ぎ術を見せることができるだろうか。村井美樹の手腕に注目だ。