「昨年、深田恭子さん主演の『ルパンの娘』(フジテレビ系)に出演した際は、ピタッとしたボディスーツで話題をさらいました。10月スタートの第2シーズンでも、一度はオファーを断っておきながら、代役探しに難航している状況を見て“再登板”を直訴したそうですからね。なんでも『ルパンの娘』の映画化を見越して出演を決めたようですが、女優路線を匂わせつつ、バラエティ番組でもしっかりと存在感を示す。さすが、いい意味で“あざとい美女”ですよ」(スポーツ紙・芸能班デスク)
まさに田中みな実の本領発揮といったところか。本格派女優を目指して広末涼子らが所属する芸能事務所に移籍したのは今年8月。あざといバラエティ路線は封印するかと思いきや、このところ、“炎上発言”を連発しているという。10月23日放送のTBS「有吉ジャポン2 ジロジロ有吉」に出演した際には、
「なんか、私は付き合っている男性のささくれを…食べてみたいなって思ったことはあります」
と仰天発言。このアブない癖にはMCの有吉弘行も「はじめて気が合う」と共感したこともあって、瞬く間に翌日の芸能ニュースで扱われたほどだ。
さらに田中と弘中綾香がMCを務める10月24日放送の「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)では「小柄を長所に変えるあざとい女」というテーマでトークを展開。身長153センチの田中は待っていましたとばかりに、小柄な体型について「武器になる」と言ってのけて、「対男性に対しては特にそうだし、背が高い女子に対してもマウントを取れる」と、いきなり“マウント発言”を繰り出した。
「小柄な女性が高身長の女性に対して羨ましいと発言することについて、『絶対に思っていない』とバッサリ(笑)。炎上覚悟で、あそこまで本音をぶちまけられる勇気は凄いです」(テレビ誌ライター)
当然、ネット上でも賛否両論で、《女性人気の高さでのし上がってきたのに、高身長女性を下に見るような発言はいかがなものか…》《努力じゃどうにもできない身長を攻撃のネタにするのはみな実らしくない》などなど、田中を叩く声もあったが、話題になったことは間違いない。
しかし前述したように、田中は今夏に“女優系”の事務所を移籍したばかり。こうした一連のバラエティ発言はむしろ本格女優への妨げと見るムキもあるようだが…。
「じつは最近、キリンビールのCMで初共演した指原莉乃と意気投合。『指原&みな実とフラれ美女』(TBS系)という番組まではじめ、2人の息はピッタリ。さらにプライベートでも絆を深めているようで、指原が主力メンバーの一人と言われる、通称『指原会』に電撃加入したと見られています。この会は、指原を中心に渡辺直美、若槻千夏、人気ユーチューバーのフワちゃんといった人気バラドルが出席し、中居正広なんかもたまに飲み会に参加しているそうです。その派閥に仲間入りを果たしたとなれば、バラエティで仕事がバンバン入ってくることは必至。指原との縁が、むしろ女優業へのブレーキにならないか心配なところです」(芸能関係者)
昨今のバラエティ界を牛耳る派閥に入ったとは驚きだが、「田中の女優としてのキャリアはいまだイロモノ系が多く、一人前として認められていない部分もあります。軌道に乗るまではバラドルとの二足のワラジ作戦で、芸能界を生き抜いていく魂胆でしょうね」(前出・芸能班デスク)
あざとく、したたかに生きていく姿勢は見習いたい!
(降矢公平)