「何より被害者の方がいらっしゃることなので、あまり大きな声では言えませんが、交際相手の山本舞香さん(23)の所属事務所はホッと胸を撫でおろしているのでは…。事件が発覚する前から伊藤健太郎(23)の素行の悪さは有名でしたから。とくに事務所の先輩である山本美月さん(29)が今年の夏に結婚を発表したことで、今後は稼ぎ頭となる存在。彼女のマネジメントチームは、『これで本人(舞香)に堂々と別れるよう説得できる』と、2人の破局に向けて動きだす可能性は十分に考えられます」(芸能関係者)
女優でモデルの山本舞香の交際相手とされる伊藤健太郎が事故を起こしたのは10月28日夕方のこと。高級SUVを運転中に2人乗りのバイクと接触し、そのまま走り去ったひき逃げの容疑で逮捕。10月30日に警察署から釈放された伊藤は、「一生かけて償っていきたい」と頭を下げた。
同日には山本舞香と共演した映画「トンカツDJアゲ太郎」が予定どおり公開されたが、10社以上と契約していたCMは打ち切り必至。1億円以上の違約金が発生するとの報道もあった。
そんななか、11月5日の「週刊文春」は《暴走人生》と銘打ち、ファンには想像もつかない伊藤の“ウラの顔”を暴露している。
「記事を読んだ感想は衝撃の一言。育ての親と呼ばれた名マネージャーが伊藤の担当を外れてから、非常識な言動が目につくようになったことは知られていましたが、まさかここまでとは…」
衝撃のエピソードは、芸能記者が言葉を失うほどだ。記事によれば、伊藤には下積み時代を支えた2歳年上の交際女性がいたという。2人は5年ほど前に交際をスタートさせ、半同棲状態になったようだが、伊藤はベッドでの“行為”の最中に首を絞めたり、噛んだりするという性的DVに及んでいたというのだ。
「彼女が飼っていた猫の首も絞めていたと書かれており、かなり驚かされました。動物虐待にくわえ、恋人の妊娠が発覚するや、伊藤と伊藤の母、所属事務所の社長ら5人で話し合いの場をもうけて、『堕ろしなさい』と堕胎を強要したそうですからね。もしも事実なら、伊藤のタレントイメージはブチ壊しもいいところでしょう」(前出・芸能記者)
こうした壮絶過去を知ってか知らずか、現・交際相手とされる山本舞香は、「逮捕」の一方を受けて泣き崩れたそうだが、今では立ち直って普通に仕事をこなしているという。
「一歩間違えたら、山本舞香さんも同じようなヒドイ目にあっていたリスクもあったわけです。これまで芸能界で、違法行為もいとわないモグリの興信所に破局工作を依頼したケースは意外と多く、伊藤さんと山本さんのカップルも闇の依頼案件になる可能性は十分にあったと思いますよ。実際、薬物の噂などが持ち上がった人気俳優と女優のカップルが別れさせられた話など、前例はいくらでもありますから」(中堅プロダクション幹部)
なお、「週刊文春」の記事に関して、現所属事務所は公式サイト上で「事実に反している部分」が多数あったとして「法的措置を含め適正な対応を行う予定でありますことをご報告いたします」と声明を発表している。
いったいどの部分が事実に反していたのか気になるところだが、今日から俺は…と改心したところで、周囲の信頼を再び得るまでには相当な時間を要しそうだ。
(倉田はじめ)