水泳日本五輪代表である瀬戸大也選手の不貞スキャンダルを「週刊新潮」が報じたのは9月24日のこと。第一報からおよそ1カ月、その間、複数の女性との関係が報じられるなど、未だ波紋が収まらぬ中、10月20日放送の「バイキングMORE」(フジテレビ系)では瀬戸選手の妻・優佳さんが雑誌のインタビューにて心境を告白したことについて取り上げた。そこで火曜コメンテーターとして出演していたミッツ・マングローブ(45)は、瀬戸夫妻との意外な関係を番組内で明かし、現在の瀬戸選手の様子についてもコメントしている。
MCの坂上忍から不貞報道についてコメントを求められたミッツは「私、瀬戸ご夫妻の結婚式の二次会の司会をやっているんです」と、以前から瀬戸夫妻と深い友人関係であることを打ち明け、坂上を「え!生放送始まる前に教えてよ、マジで、司会したの?」と驚かせた。
特に瀬戸選手とは飲みに行く間柄であるというミッツは、以前から瀬戸選手に散々忠告をしていたというエピソードも披露した。瀬戸選手のオリンピック出場も決まっていた昨年末、瀬戸選手と食事をした際にミッツは、「ちょうど優佳さんが第二子を身ごもっている最中だったので、私は一般論として、男っていうのは2人目できたら必ず何か起こすから、だいたいそういう傾向があるから、気をつけなさいよっていう話を散々してて…」と一般的な傾向として注意が必要な時期であると釘をさしていたという。
「春先に2人目のお子さんが生まれて、おめでとうなんて言っていたらコロナ禍になって、オリンピック延期も決まっちゃって、大丈夫かなって思って、会ったりはできないんでメールのやり取りで『あらゆるところが大変な状況で見通しつかないけど、これで腐らずに、自分の周りにいる人や自分を見失わないようにしなね』なんて偉そうに言ってて、それが必ずしもそうならなかったのは残念ではあったんですけど」と、オリンピックの延期など瀬戸選手を取り巻く状況の変化に、励ましのメッセージを送っていたことも明かした。
最近の瀬戸選手は、ミッツとの電話でのやり取りの中で「ひとつひとつ目の前にあることをやって、腐らずにいきます」と強がりながらも前向きな様子を見せているようで、ミッツも瀬戸選手のその言葉を「友人として信じています」と語るのだった。
女性問題で世間からの信用が失墜してしまった瀬戸選手。日本水泳連盟からは年内の「登録停止」など厳しい処分が下されたが、積極的なメディア対応が称賛されている妻の優佳さんや、ミッツのような友人がいれば、腐らずに水泳選手としての輝きを取り戻せるかもしれない。
(浜野ふみ)