「自衛隊グッズ」高額転売の実態を暴露「入隊説明会で配布された文房具も…」

 今年7月、防衛省が初めて自衛隊の不要物品オークションを開いた。新型コロナ感染拡大防止のため、参加人数を制限した影響を感じさせない盛況ぶりをみせた。

 陸上自衛官が使用した水筒と飯盒、ボロボロの品なのだが、これが4万円の値をつけた。ところが、これは序の口だった。この日、最高値をつけた航空自衛隊パイロットが使用していたヘルメットの66万円をはじめ、練習艦「やまゆき」の操舵輪の52万円など高額落札が続出。締めて21品で581万8000円。防衛省はボロ儲けである。

 金に糸目をつけない自衛隊マニアを相手に不要品を売ってみたいものだが、我が家に自衛隊の装備などあるわけもなく‥‥。

「いや、諦めるのは早いですよ。何も官品じゃなくても、自衛隊関連グッズは『ヤフオク』や『メルカリ』で取引されています。例えば、採用広報を担当する地方協力本部が行う説明会に参加するともらえる文房具類(ボールペンやクリアファイル)は、300~1000円で売られています。もとはタダなんですから、悪くない価格です」(ヤフオクウオッチャー)

 それ以上に人気なのが、自衛隊のイベントや音楽隊のコンサートで配られるグッズだという。

「コロナの影響でイベントが中止になっているので、ますます需要が高まっています。特に、ブルーインパルスグッズが人気です」(前出・ヤフオクウオッチャー)

 展示飛行を見た記憶がある人は物置を探すべきだ。

マネー