散々やらかしている立場だけあって、叩かれるのは致し方なし!?
石田純一が木曜レギュラーを務めるラジオ番組「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(文化放送)に出演。観光支援事業「Go Toトラベル」で除外されている東京都が10月1日から補助対象に追加する方向で検討されていることについて、コメントしたのは9月10日放送回のことだった。
東京都では感染状況が減少傾向にあることから、政府は東京都を対象に追加する方向で検討しているが、これについてパーソナリティーの斉藤一美アナウンサーから意見を求められた石田は「大丈夫かな?という感じはもちろんするんですけども」と心配しつつも、「もう何か、いろいろな意味で政治的な思惑も少しずつ入って、経済の方にかじを切っているという感じはしますよね」と、自身の見解を述べている。
東京都は警戒度の指標を4段階ある警戒レベルのうち、現在の最も深刻な警戒レベルから1段階、引き下げる方針を固めたものの、この日、東京都の新規感染者は276人確認されている。
石田はそういった事情にも触れ、補助対象の追加案については「う〜ん」と、やはり不安な気持ちを覗かせた。
この石田のコメントの内容には、国民もおおむね共感するところだろうが、世間からは「石田さんが言っても説得力ないわ」「緊急事態宣言の真っ最中から、欲望の赴くままに舵切ってたくせによく言うわ」「アンタの頭よりは大丈夫だよ」「石田さんクラスの芸能人になるとGo Toキャンペーン関係なしに沖縄に行っちゃうもんね」など、石田へのバッシングが集中している。
「ラジオ番組では強硬な姿勢でコロナの封じ込めに成功したニュージーランドの政策についても触れていました。8月にはたった4人のクラスターでオークランドをロックダウンしたり、医療への負担を少しでも減らそうと、散歩以外の運動を禁止するなど、女性のアーダーン首相が強烈なリーダーシップを持って取り組み、感染者、死者ともに最小限に抑えたと世界から称賛を浴びています。その女性宰相について、コメントを求められた石田は、『リーダーとはこうあるべき』『理想的』と大絶賛したうえで『すぐれた判断力だったと…。しかもそれが国民と政権トップの信頼関係になっていることでコロナに効果的だった。一方、日本はどうか、ということです』と日本のコロナ対策を暗に批判していましたが、石田といえば、緊急事態宣言が出ている最中の4月、沖縄でゴルフを楽しむなど帰京後、コロナ感染が発覚。いわば国の要請を無視した“前科”があり、退院後も4泊5日の福岡出張で飲み会やゴルフに興じ、挙げ句、河北麻友子似の美女をお持ち帰りしたと報じられ、世間を呆れさせています。これにはネット上でも『国の緊急事態宣言を軽視しておいてよく言うよ』『いっそニュージーランドに移住してほしい』などとブーイングが殺到。言っていることは至極真っ当でも、行動が伴っていないこともあって叩かれてしまうのは致し方ないことでしょう」(エンタメ誌ライター)
コメンテーターという仕事柄、コメントをしないといけないのは仕方がないだろうが、コロナ関連の発言はしばらく控えたほうがいいかもしれない。
(本多ヒロシ)