パパ活セミナーの実態を参加女性が暴露「男優さんがプロのベッドテクを…」

「セミナーでは『年上男性からの愛され方』講習として、身だしなみやメイク方法、仕草や言葉使い、そして愛される体になるためのボディメイクなんかも教えてくれました。コロナ禍の前は、少人数制で都内の会議室で開催されていたのですが、今はZoomを使ったオンライン講座が主流になっていますね」

 こう語るのは現在無職ながら、パパ活で生計を立てている都内在住のS美さん(28歳)。彼女が先日、参加したというのは『パパ活セミナー』なるもので、その名の通り、パパ活をする女性向けの講習会だという。

「コロナが流行りだしてから、なかなかいいパパに出会えなくなったんです。当然といえば当然ですよね。マスク着用とかソーシャルディスタンスとか言われている時期に、わざわざ超濃厚接触をしようとする男性は少ないですし、聞いた話では、“夜の街”のクラブ嬢さんとか、アイドル活動をしていた女性がどんどんパパ活を始めているそうですし。コロナ禍で増えたライバルたちで、少ないパパを奪い合っている状況なんですよね……」(S美さん)

 事実、パパ活市場では“勝ち組”と“負け組”とにハッキリとわかれ、一部のパパ活女性たちの間では、いまや「1回のデートで5000円」が相場というほどデート代も大暴落。厳しい競争を強いられることとなった。

 夜の情報誌の編集者もこう語る。

「東京を中心に都市部では『パパ活セミナー』と謳ったものが増えていますね。それだけ多くのパパ活女子が、パパ探しに苦労しているということ。少しでもライバルに差をつけるため、自分磨きに励もうとしているのです」

 ちなみにセミナーの受講料は、オンラインで1000円から2000円程度。だが、なかには“個人レッスン”と称して1万円以上の入場料を取るセミナーもあるそうだ。S美さんはそうした高額のパパ活セミナーにも参加したことがあるという。

「さすが高い入場料を取るだけあって、講習の講師陣もすごかったです。元艶系の女優さんをはじめ、プロ男優さんも……そう、ベッドでのテクニックなんかも教えてもらいました」

 確かに男としては、アッチが良ければ「また会いたい」となるのかもしれないが…。S美さんが続ける。

「どういう仕草に年上の男性はコーフンするか……とかですね。やっぱり大事なのは恥じらい。そして、途中からどんどん艶っぽくなっていくギャップがいいみたいですね(笑)。あとは、入れられた後の“締め方”とかもね。締めるのが上手になれば、女性も気持ちよくなれると言われたので、真剣にメモを取ってきました。今では定期的に会うパパが3人ほどいます。どのパパも1回で10万円はくれますよ」

 人気パパ活アプリでは、ポイント(お金)を使ったパパは上からランキングで表示される。その上位を見渡せば、1カ月に100万円以上使うパパはザラ。それだけに、努力すればパパ活だけで十分に生活していけるのだという。

 ちなみに最近はパパ活ならぬママ活セミナーなるものも存在するそうだ。

「こちらは年下の可愛い男の子を養ってあげたい女性向けです。いかにして、年下クンを虜にするか。もちろん、ベッドテクニックも教えているようです」(前出・編集者)

 コロナ禍でも下半身に焦点を当てたビジネスは活況のようだ。

(降矢公平)

※写真はイメージです

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