将来価値が上がる?「令和元年」の硬貨が出回り始める時期

 5月1日からいよいよ新元号「令和」が始まるが、マニアの間で話題になっているのが、“令和元年”が入った硬貨の出回る時期についてだという。
 
 造幣局は毎年、新品の硬貨をケースに収納した「ミントセット」を販売しており、特に区切りとなる元号、例えば“平成31年”や、“令和元年”が刻まれたものは、後年、価値が上がる可能性があるのだ。
 
 ではまず、令和元年硬貨自体は、いつ出るのか。
 
「造幣局関係者によれば、硬貨に文字や図柄を入れる金型の製作には2~3カ月程度かかるそうで、『令和元年』と入った硬貨が出回り始めるのは7~8月頃になると予想されます。ただ、6種類の硬貨のうちまず発行枚数の多い500円と100円から製作し、そこから順次という形になるため、すべての硬貨が出揃うのは10月頃になると見られています」(全国紙記者)

 ミントセットの方はどうか。

「こちらは8月あたりに造幣局のホームページで受付が始まり、10月ごろに手元に届くと見られています。ちなみに、『平成31年』銘の硬貨セットは注文が相次ぎ、通信販売の申し込みをすでに終了している。何がどう影響して後に価値が上がるか分からないので、一度購入すると毎年恒例のように購入してコレクションしている人は多いようです。さらに、平成になった際に発行された『天皇陛下御即位記念』の10万円金貨の令和時代版についての販売時期についても、ここに来て注目を集めています」(コレクション雑誌記者)

 ひとまず買うだけ買っとく?

(小林洋三)

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